こんばんはコーヒー
 
 
 
 
 
いつもブログをお読みいただき
ありがとうございます。
 
 
自分の気持ちの整理のために
母との出来事を書きたいと思いますが、
 
たぶん、辛い内容で
読んでて楽しくはない内容になる予定です。
 
 
それでも書きたいので書きますが、
共感力が高くて気持ちが落ち込む恐れがある方は
読まれない方がいいと思いますので
よろしくお願いします。
 
 
 
これから書く私の体感や考え方が
お母様との関係に悩む方の何か、
お力になれたら幸いです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 

忘れられない母とのやりとりがあります。

 
 
 
 
父が亡くなった次の日、
母と車で二人だけになったときに
 
死の間際まで看病して母が参っているだろうと、
中学一年の私が母を思いやって言った精一杯の言葉をかけました。
 
 
「私はお母さんが心配だよ」
 
 
 
それに対して母は
 
「別に大丈夫だから」
 
と冷たくあしらいました。
 
 
 
 
 
今思えば、ですが、
 
 
冷たくあしらわれた、と私が感じただけで
母はそんなつもりはなかったのかもしれない。
 
 
母もギリギリで、子どもを思いやる余裕さえなかったのかもしれない。
 
 
 
 
そんなふうに解釈することができるんですが、
 
 
まだ大人になりきれない自分が
父の死を受け入れられない傷ついた心を
母とともに分かち合いたくて
勇気を出して伝えた言葉だったので、
 
 
そんな強がりで返されて
心を閉ざされたような気持ちになったのを
今でもはっきり覚えています。
 
 
 
そして、
母が心を閉ざした(と感じた)から、
私も心を閉ざした。
 
 
 
私はきっとその時から
 
母に甘えることが出来なくなりました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
でも、
強がる言葉とは裏腹に、
 
母はグチばかり言う人でした。
 
 
 
 
私の話は聞かず、
いつも一方的にグチばかり言っていました。
 
 
 
私が結婚するときも
 
私が病気で辛いときも
 
私に子どもが出来たときも
 
 
 
私が話を聞いてほしいとき、
 
いつだって母は自分のことばかり、でした。
 
 
 
 
自分の気持ちに蓋をして生きてきた私は
 
「甘えたい」という自分の本当の気持ちに
 
なかなか気づけませんでした。
 
 
 
だから
 
私の気持ちが満たされないことで
母を求めている、と気づかず
 
母に話を聞いてもらえないことに固執して
それに苛立ち、消耗し、
 
母と距離をとっていました。
 
 
 
 
距離をとったらとったで
聞きたくもないグチを聞かなくてすむだけで、
特に困ることはなかったです。
 
 
 
ほんの少し、罪悪感は感じました。
 
 
私が距離をとることで
グチの聞き役がいなくなるのでは、と
思ったからです。
 
 
 
でも、それは
私が本当の意味での親離れのために
必要な痛みだったと思います。
 
 
 
 
 
既に私自身も母親になっていたので、
そう思うことができたのかもしれません。
 
 
 
 
子どもはいつか、
親離れしなければならない。
 
 
親がどうなろうと
子どもは自立してよいのですから。
 
 
親自身の問題と子どもの気持ちは
本来、関係なくてよいのです。
 
 
だって
血がつながっていようが
親と子だって、別の人間なのですから。
 
 
自立させることこそが
本当の親の役目なのだと、私は思います。
 
 
 
 
 
 
そんな中…
 
 
 
母親の母である祖母から
「お母さんの様子が変だ」と電話があったのは
去年の暑くなるあたりでした。
 
 
 
痩せこけて、どこかぼんやりした様子で
自分のことを「私はうつだと思う」と言っている、と言うのです。
 
 
 
その頃、私も私で仕事をやめて気持ちが落ちている時で
息子を幼稚園へ転園させたり
新居への引っ越しの準備もあったりで
 
正直、母の心配をしている余裕はありませんでした。
 
 
 
いや、それは建前で、
実際のところは何より、
 
煩わしさを感じたのが第一でした。
 
 
 
 
私が辛いときに
何をしてくれたわけでもないのに
何でこんな時に頼られなければならないのか?
 
(母、本人が連絡してきたわけではありませんが。)
 
 
そんなふうに思って、
一応母に電話をかけて様子を聞いて
「病院に行ったら?」と言ったくらいで、
 
ほったらかしにしていました。
 
 
 
 
 
 
 
…私がほったらかしにしたから
母は自殺未遂するまで追い詰められたんでしょうか?
 
 
 
 
 
私はですね、
そうは思わなかったんです。
 
 
 
何で娘だからって
そこまで母の人生を背負わなければいけないのでしょう。
 
 
母は母で
自分の責任で生きなければならないはずです。
 
 
 
 
 
でも、結局
私は自殺未遂した母を病院に連れて行きました。
 
 
 
 
 
 
 
自分を産んでくれた人が
死のうとしたことがどうしようもなく悲しかった。
 
 
 
 
 
どこまでも勝手な人だなと腹も立ちました。
 
 
 
 
当時は
「いっそ死んでくれたらよかったのに!」と
夫にあたって、泣き崩れたりもしました。
 
 
 
 
 
私は綺麗事は言えません。
 
 
素敵なご両親に育てられて幸せに暮らしている人もたくさんいるのに
 
なんで私の親はこんななんだろう。
 
 
そう思ってしまいます。
 
 
 
 
 
だけど、まぁ、
 
自殺なんか失敗してくれて本当に良かった。
 
 
 
 
 
生きているなら
まだ、何とでもなるはずですから。
 
 
 
 
 
 
 
 
今日はこの辺で。
 
 
お読みいただき
ありがとうございましたニコニコ