妊娠初期におこるつわりの気持ち悪さは、
二日酔いの気持ち悪さなどと違って、気持ち的なものがだいぶ関係しているようだ。
もちろん気の持ち様だけではすまされない程大変な症状の人もいるには違いないが、
自分の性格や、家族の関わり方にもかなり関係しているように思う。
数多くの悩み相談を行う、詩人の伊藤比呂美さんは、子育ての秘訣として大事なのは
「ずぼら、ぐうたら、がさつ」で、それをしっかり身につける事が大切だ、という。
ちなみにこれは、更年期の過ごし方、家族介護の基本姿勢でもある、とも言っていたような・・・。
基本、子育ても介護も人間相手な上に、24時間体制なわけだから、
「きちんと、規則正しく、丁寧」にやっていたら、思うようにいかず、イライラも増え、
長続きせず、バーンアウトしてしまうのは時間の問題になるだろう。
そしておそらく、「ずぼら、ぐうたら、がさつ」はつわり期の過ごし方の心得でもあると思う。
それを身につけることで、やがてやってくる子育て期にもスムーズに順応できたら一石二鳥ではないか。
私の場合、つわりの症状がきつくなる時は、あまりやりたくない事や、
「やらなければならない」と思っている事をやっている時だ。
今の時点で、私は十分ずぼらでぐうたらでがさつなのだが、
そうである自分を認め、責めたりしないでいると調子が良いようだ。
気持ちが悪くなるから、無理はできないし、したくないのです。
家族も、そういう変化の渦中にいる、妊婦の不安定な状況に対して
気を配ることで、かなり本人が楽になるのだ、という事を知っていてほしいと思う。
特に、今後子育てパートナーとなる旦那さん。
「ずぼら、ぐうたら、がさつ」を実行するにあたって
「おおらかに、人と助け合って、楽しく」
という要素があればよりスムーズにいくのではないかと思う。
でも、字面通り、本当に単にずぼらでぐうたらしていたら、
ぶくぶく太って後々にツケがまわるだけだどうから、
運動も、食べる事も、楽しみつつも、ちゃんと現実を見なくてはね・・・。
