10月の最終土曜。
この日は福島県浜通り楢葉町で企画されている焚き火nightの日だ。
バイク乗り、特に賀曽利隆さんに魅了されたカソリストの方々が集まる。
メニューは、お寺の一角で焚き火をして酒を飲むだけ。
集会施設的な建物に宿泊可能で、マットとシュラフで寝ることができる。
早朝に目を覚ました時点では、昨夜の雨で路面は濡れている。
ベットの上でスマホ片手に天気予報を見ながら様子を伺う。
路面が半分乾いたところで出発。
今回はテントとタープを持ってないので、やや軽快スタイル。
自宅から真っ直ぐ向かったのでは近すぎるので、一旦中通りへ。
おいらのマイブームになってるバイパスドライブインで朝食をとる。
フラフラと猪苗代湖の脇を抜け、湖南から郡山へ。
買い出しをして浜へ戻る。
焚き火nightの会場に一番に到着。
以後、続々と参加メンバーが到着。
一時パラパラと雨が落ちたが、焚き火本体に火が入った後は、降られずにすむ。
大きな焚き火を囲み、各自自分のスタイルで調理したつまみで、宴が進む。
24回を数える焚き火night。
主催者の挨拶と全員で20名ほどの参加者の自己紹介により、会話のネタも広がる。
関東方面からの参加者が多い。
決して大騒ぎする訳ではない。
静かに、そして熱いバイク談議は深夜まで続く。
翌朝。
早朝にひとり、焚き火の残火を種に火を起こす。
昨夜のうちに仕込んでおいた少量の米を炊き、質素な朝食をとる。
その頃には続々と参加者が起きてきて、それぞれの朝食をとり始める。
あくまで、自分のタイミングで自分のスタイルで。
そして、撤収が終わった順に帰途についていく。
皆、旅人だ。
おいらもパッキングを終え、会場を後にする。
例によって真っ直ぐ帰るには近すぎるので、浜から中通り、更に北上して仙台経由で帰宅する。
今回で3度目の参加となった焚き火night。
強者集団に混ぜていただき、またひとつ経験を重ねると共に、バイク乗りの輪が広がった。
近場に遠回りで向かう焚き火nightな夜、これにて完結。