今日は千葉市原での稽古で灰押しでした。

例年は7月ないし8月に灰押しをしているのですが、今年はコロナということもあり先に灰押しです。

 

自宅で前欠け風炉の丸灰はやりましたので、今日は朝鮮風炉を持参して一文字を押しました。

先生の奥様が来月の稽古で使う土風炉の灰を押されてたので、話を一緒に聞いてコツを学びました。

とは言え、灰押しについては自分でやってみないとわかりません。今は土風炉は持っていないので、とりあえずはノートにメモ書きをして、実際の灰押しはもうしばらく先の話となりそうです。

 

さて、先週も実は横浜で稽古をしておりました。6月は年度の締めの月でなかなか余裕がなく、下書きはしたものの投稿できずにおりました。

 

先週の稽古では、私は初炭の一二三を致しました。

一二三と言えば、通常は濃茶ですが、コロナで客数制限もしていたので初炭の一二三は初めてでした。
風炉の初炭で一二三をやる時に特徴的なのは途中で炭の拝見をするというところです。
予習をするに際し、稽古仲間がこの途中で炭を拝見するという記載を本で見つけたと教えてくれたので、当日までに色々と思案を巡らせましたところ、微細が間違っておりましたが、概ね合っておりました。
 
お茶の点前は動作に対して意味を持っていることが多いので、初めての事でも考えることで何となく想像がつくようになってきました。お茶9年目にしてようやくです。ちょっとしたことでも、そんな想像が当たるとまた一段とお茶が楽しいものになってきますね。
 
アマビエ(大黒屋製)