日曜日は14時から会始めでしたのでそれまで少し時間がありましたの観光です。ホテルの冊子で三十三間堂で大的大会というイベントがちょうどあったので行ってみようと思いましたが、京都駅のバスの待ち行列があまりにすごく心が折れました三十三間堂にいくバスは清水寺や祇園方面に向かうバスでもある為か一番人気なのですね。諦めて樂美術館へ。

樂美術館では現在「樂家五代宗入 と 三代道入、四代一入、九代了入、十五代吉左衞門」が開催中です。長次郎をキーワードにそれぞれの特徴が初心者にもわかり易いように展示解説がされており助かります。見初めた頃は人が少なかったのですが、続々と来館者が増えましてさすがですね。男性が多いなとおもったら午後に会始めで一緒になりました(笑)やはり地方から来ると似たような動きをするんですねぇ。

樂美術館をゆっくり見ていたのですが、それでもまだ40分ほど会始めまで時間があったので然花抄院というカフェでひと休み。お昼を食べておらず、お腹が空いておりましたが会始めではしっかり懐石がでるので食べるか否か迷っていたのですが、お腹がグーグー鳴り、磯辺焼きが美味しそうでしたので頂いてしまいました。


色んな薬味で頂けます。真ん中より左側は辛いのですが、ついつい付けすぎてしまいちょっとつらい感じになってしまいましたこちらのお店は席がゆったりしており、お手洗いも綺麗で広めだったので着物男子にはとても助かりました!来年以降もリピートの可能性高いです。

さて、本題の会始め。10分ほど前に受付をしたところ、既に多くの参加者の方々が来られており先陣が濃茶席へ入っているようでした。今回は20名で10-10の2組に分かれて濃茶と薄茶となります。お茶が終わったら揃って懐石です。

私は薄茶が先のグループとなり新席へ。平成丸という小間の椅子席です。
席について点前座をみてびっくり、いつも濃茶席で見ていた万代屋釜が掛かっておりました。濃茶席で別の釜を使うという事でした。いつもの道具と新しい干支茶碗に囲われて薄茶を二服頂き、濃茶に向けて主菓子を頂きました。若草まんじゅうです。若草色に染められた饅頭の皮の下にうっすらと白色の皮もあり、中は粒あんです。ちなみに糸目の喰籠だったのですがこちらは普通の喰籠よりも背が低く、元々はきんとん用に作られたものだそうです。面白いものがあるものです。

濃茶は無着軒です。こちらもいつもの通り如心斎の「春入千林處々花」が迎えてくれます。道具類はいつも通りですが釜が霰釜でした。宗完宗匠の話では道也の極めがある与二郎作とのこと。静かな落ち着いた松風の音が印象的でした。ここでラッキーがありました。特に意識していなかったのですが私が入ったのが6番目でして、2碗目の正客に当たりました。了入作の玉の絵が描かれた大ぶりの黒楽で熱々の濃茶を頂きました。

濃茶の後は懐石です。2つに分かれていたグルーブがひとつの部屋に集まって皆で食事です。テキパキとお膳が運ばれてくる様子は毎度、気持ちがよいです。沢山の食事とお酒が凄く、お酒が飲めない私にとってはとても残念なんです。毎度、お酒が飲めないことで楽しみを半分くらい味わえていない感じです。お酒が飲めない分、食事を結構味わって頂けまして、堀川ごぼうが入った煮物椀や氷見の鰤の焼き魚はいつも美味しいです。また今回は懐石の最後、食器を洗って拭いて片付ける時に千葉宗匠がどのような順番で行っているかということを伺う機会がありとても勉強となりました。云われてみると、なるほど確かにそうだよなと思うようなことでも実際できていない(考えていない)と改めて思い示されました。

最後、お楽しみの福引は外れてしまいましたがとても実りが多い京都二日間となりました。