手荒れ・主婦湿疹・接触性皮膚炎

nail仕事をしていると

よく見かける手荒れ…

中でも主婦湿疹というかゆみのある湿疹

主婦湿疹とは

主に水仕事が原因で、皮膚を守るバリアの役割をしている皮脂が失われて

バリア機能が弱くなって、普段なんともない色々な刺激に反応しやすくなってしまう湿疹です

主婦湿疹は

ゴムや紙、化粧品など、普段触れている刺激にも反応する「刺激タイプ」

もともと持っているアレルギー物質に反応する「アレルギータイプ」があり

あとストレスが原因という事もあるようです

最初は乾燥から始まり、刺激にどんどん敏感になり

重症になると湿疹や水ぶくれができて、我慢できないほどかゆくなってしまいます

放っておくと、何度もぶり返したり、

治療が長引いてしまうこともあります

原因になる水仕事をしないのが一番ですが、日々の家事を全てお休みするなんて難しいですよね

ここで対処法を少しご紹介します☺︎

刺激性による主婦湿疹の場合は、まず保湿を心がけましょ

特に夜寝る前にはワセリンがおすすめです

ワセリンは水分が蒸発するのを防ぐ効果があるため、お風呂の後など皮膚が潤っているときに塗ると効果が大きいそうです

「ヘパリン」や「尿素」を配合したクリームも有効とのこと

主婦湿疹を放置してしまうと、皮膚のバリア機能が低下して、どんどん刺激に弱くなっていきます

悪化した炎症を抑えるためには、特に炎症がひどい部分にのみステロイドを使うという方法もありますが

ひどい状態ならすぐに皮膚科を受診しましょう

こうならないためにも

日頃から主婦湿疹を防ぐ事や悪化させないように気を付けていただきたきです✨

日頃から出来る事をいくつかご紹介します☺︎

●綿の手袋とゴム手袋のダブル使い

綿の手袋をはめてからゴム手袋を着用すると、ゴムの刺激から皮膚を守るだけでなくムレも防ぐことができるので、水仕事の際は綿とゴム手袋のダブル使いがおすすめです。さらに手袋をはめる前に保湿クリームをたっぷり塗っておくと、保湿もできます。特に夜眠るときには、綿の手袋と保湿クリームで保湿力をパワーアップするとともに、寝ている間に無意識に手を掻いてしまうことの予防にもつながります。

●食器洗剤は弱酸性のものを使う

食器洗いのときもやはり手袋をはめることをおすすめします。なかなか面倒という方は洗剤を見直しましょう。洗剤の原液は濃く、刺激が強いので薄めて使用するという手も。

●水を触ったあとはこまめにケアを

水仕事や手を洗った後、お風呂に入った後などは忘れず保湿をするようにしましょう。時間をおけばおくほどお肌の潤いは失われていきます。手を洗った後はなるべく時間をおかず、保湿クリームをつけて保湿をすることをお忘れなく。

キッチンや洗面所など水をさわるところに保湿クリームを置いておくのも、つけ忘れ防止にもなるのでおすすめです。

この様に少しの気遣いでご自身の手は

綺麗になるのです✨

面倒の一言で片づけるのではなく

いつも働き者の手をケアしてあげてくださいね☺︎