“DVD駄話Z”(99)『マイル22』 | タンシューのノーガード☆キネマ

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大トロ、中トロよりも赤身がスキです。


残すところこの記事を入れてあと2回………ラス前です、てなとこで湿っぽくなってしまう前に駄話張り切っていってみよっ!!


前置きしときますが『マイル22』は〈ネタバレを知らないで観た方が断然良いのでこれから「借りよっかな?ニコ」と思われている人は読んじゃダメ( ̄^ ̄)ゞビシッ!!



ならば「ネタバレなんてするんじゃねーよムキー」と思われたそこの御仁らには、まあ、待てと(⇦エラそーてへぺろ)。



ネタバレ記しとかないと後悔しそうなんだもの(ーー;)オレワバカナノカ?



まず〈マーク・ウォールバーグ主演のアクション〉だと予告編で知った時は正直ピンとこなかったものの〈当ブログ初登場であるイコ・ウワイス〉が出ていると知れば借りるのは義務レベルにまで到達。


イコ・ウワイス主演のコチラは格闘バイオレンスアクション好きには堪らない出来の作品なんですよ、ハイ(^ー^)オモシロイヨ☆



観賞後………そ、そ、そうきやがったかぁ〜Σ(゚д゚lll)ガクブル  と、良い意味でも悪い意味でもスゴく余韻が残ったというか、ね。



まだ重要なネタバレはしませんのでご安心を



話としては、CIA工作員マーク・ウォールバーグ率いる実戦部隊〈チャイルド〉がジョン・マルコビッチが指揮する監視チーム〈マザー〉の遠距離サポートを受けつつ〈オーバーウォッチ作戦〉=ロシアのセーフハウスを急襲するシーンからスタート。



ロシアの諜報員を皆殺し⇨メンバーの顔見せが終わると話の舞台は東南アジアの架空の国インドカーに移る。



〈テロに悪用されたら超危険な物質〉が行方不明に⇨その行方を唯一把握している警察官イコ・ウワイスはアメリカへの亡命を希望⇨「飛行機に乗るまで教えない٩( ᐛ )وオシエテヤンナイヨ!」なんてダダをこねはじめる。



それが起因し、アメリカの大使館から空港までの〈22マイルを護送する〉コトになるんだが〈マザー〉の通信が傍受されていたためにインドカーの保安局長である『ヴェノム』で食べられてた人withその部下たちによる激しい襲撃をくけまくるハメになる。



そんでもって〈重傷を負った部下が自ら捨て石になる=「俺の屍を超えていけえーん」〉的な展開を2度観せられると「コレを撮ったピーター・バーグ監督は『ザ・レイド』がスキなのね( ´∀`)アラマァ」と、観ているオレを気分上々にさせるマンション戦闘を繰り広げたり『ヴェノム』で食べられちゃった人を爆殺したりして、何とか飛行場に到着。



約束通り、イコ・ウワイスから超危険な物資の在り処を示すパスワードをマーク・ウォールバーグは教えてもらい、めでたしめでたし………などと思いきやぁーーーっ!!



あ、こっからが重要なネタバレになりますんで、知りなくない人はスペースを空けとくので、思いきり画面をスクロールして頂戴。




















な、なんと、イコ・ウワイスはロシアからの刺客=スパイで〈マザー〉もロシアの襲撃を受けてあえなく全滅。



事の発端は冒頭の急襲でマーク・ウォールバーグに息子を殺された母親(⇦a.k.aロシア高官)によって発動された〈オーバーウォッチ殲滅作戦〉であり〈チャイルド〉で唯一生き残ったマーク・ウォールバーグは「おれまけちゃったよ(´Д` )」ムードながらも復讐を誓うo(`ω´ )oイマニミテロヨ!!………ってな感じのイヤぁ〜な調子で映画は終わってしまうんだな。




















実に面白かった!!



あ、こっからもネタバレは続きますんで悪しからず。



予告編を観た際、オレはすっかり〈スペシャリストが揃った精鋭チームが護送しながらテロリストどもらをブッ殺す〉っちゅーストレートもストレートな〈護送もの〉だとばっかり思っていたんだが、甘かった。



護送が開始したばかりだというのに7人いる精鋭舞台の中でも選りすぐりの護送チームのうち4人が爆死しちゃうもんだから「あららららぁ〜?((((;゚Д゚)))オカシイゾ…」なんて違和感を感じた次第。



しかも、その後も〈マザーの完璧な頭脳〉なハズのジョン・マルコビッチが無線を傍受され、その指示が筒抜けだというコトに気づかない⇨対応が後手後手だから、てんでスゴく見えんし、なんだかなぁ〜とモヤモヤしていたらば、あにはからんや〈精鋭チームが物の見事にハメられて潰される話〉だったから先述したように、そ、そ、そうきやがったかぁ〜Σ(゚д゚lll)ガクブル………と、なりますよそりゃあ、ね。



やはり、最後は落ち着くところに落ち着くというか、めでたしめでたしムードをブチ壊すとんでもないオチが用意されていた、と。



はじめに貼っておいた画像で〈世界を騙す、究極のミッション〉なんてキャッチコピーが書かれていたが(⇦この感想を書く寸前でオレは気づいたのはここだけの話口笛)コレは今作〈今作そのものを指していた〉ってコトでしょうな。



いやはや、すっかりオレも騙されてしまい、後味は最悪なものの、とっても感心致しましたぞ(´∀`*)オレマケチャッタヨ



近年、ハリウッド大作でのアジア系俳優の扱いには微笑ましい限りですが、今作でイコ・ウワイスが最も重要な役割をもらえて持ち前のアクションも全開に披露してくれたのが嬉しくて、そんな面でも大スキな映画になりましたな。



だがしかし、チョイと微妙に感じた箇所もあるっちゃある。



いくら新しいキャラクター像を生み出したかったにせよ、マーク・ウォールバーグ演じるシルバ隊長は部下への叱責がヒドい面も含めてあまりにもイヤな奴だよな?



ロシアの高官も〈マザー〉の居場所を突き止めるための作戦とはいえ、大掛かりすぎではないかい?



微妙な箇所はこれぐらいにして『ウォーキング・デッド』をシーズン8で降板したローレン・コーハンはガンバっていたものの(⇦最後まで生き残って娘さんと会えると思ってたんだけどなぁ〜ガーン)屈強な大男にボコられ顔面が酷いコトになるわで、なんか『ウォーキング・デッド』に出てた頃よか悲惨な目に遭ってましてん。



でも『ウォーキング・デッド』という〈足枷の取れた〉彼女の今後の活躍には期待しときますよ、ハイ  d(^_^o)グッジョブ!



チョイと長めな駄話となってしまったが〈ウォールバーグがイコ・ウワイスに復讐する続編〉に淡い期待をしつつ『マイル22』の駄話はここまで。