集客できないチラシ(とか告知画像)、というマーケティングの話です。
最近よく相談受けるのと、これじゃ集客できないだろうなー、という告知もよく見るので。
先に結論です。
集客できない人は、「人にどう思われるか」をもっと気にして生きましょう。
自己啓発セミナーなんかでよく言われることがありますね。
「人の目を気にせず、やりたいことをやる」
「人からどう思われるかではなく、自分がどうしたいかで考える」
とか。
それがダメではないんです。
でも、集客できない人(ダメならチラシを作ってる人)は、だいたい人にどう思われるかを気にしなすぎ。
言い方を変えると、自分目線での言葉やメッセージしか発信していない。
集客する対象は他人で、自分じゃないので(あたりまえだけど)、そのコンテンツの価値を、ちゃんと相手に伝えなきゃいけない。
それなのに、それに参加すると(購入すると)、相手が結果としてどんな価値を得られるのか?
それを全然書いてない。
相手目線で考えてない。
ともすると、「私はこんな思いでやってます!」に貴重なスペースを割いてしまってたり。←これ最悪パターン
あとよくあるのが、自分はそのコンテンツのことをよく知っているので、キーワードやタイトル、講師名を前面にドーンと押し出してしまう。
それ、知らない人にとっては「何のこと?」だったりしませんか?
チラシや告知画像には「1番良い場所」があって、そこにそれだと、すごくもったいない。
その場所には、刺さるコピー、を入れたいんです。
名前やタイトルで集客できるくらい知名度あるならそれでOKですけど。
(例えば、大谷翔平がくる!ならそれだけで集客できる)
お客さんは、あなたのためにお金を使うことはないし、あなたが良いと思ってるのか何かにも興味はないんです。
自分が今より良くなる(幸せになる)イメージができた時にしか、大切なお金は使いません。
だから、こういう思考で考える。
こういう言葉なら、価値を感じてくれるかな?
こんな言い回しなら、幸せな未来を具体的にイメージできるかな?
こういう実績を入れたら信じてくれるかな?
徹底的に、自分が発した言葉に対して、人がどう思うか、どう感じるか、どう行動するか、それを考える。
もし、今までの人生、「人にどう思われるか」を気にして生きてきたなら、才能ありです。
その経験を生かしてください。
人にどう思われるかを気にしない生き方をしてきた人は、普段からもっと気にしてください(笑)
はっきり言うと、ダメなチラシ(告知)である限り、残念ながらいくら拡散しても意味ないです。
できることを全力でやる、もいいですが、結果につながらない努力ではなく、やり方、考え方を変えましょう。
せっかく素晴らしい商品、コンテンツを持っているのだから。
まずはイタコになったつもりで、届けたい相手が取り憑いた状態になりましょう(笑)
さらに具体的にはどうすればよいか?
思いついたメッセージに対して、「そうだとどうなる?」を何回も繰り返して深掘りしていくと、「特徴や機能」から「価値」にたどり着いたりします。
例えば、英会話教室で「英語に対する苦手意識がなくなります」ではまだ浅くて、本当の価値まで深掘りできてない。
苦手意識がなくなるとどうなる?
→積極的に海外の人とコミュニケーションが取れるようになる。
そうなるとどうなる?
→国籍関係なく友達や人脈が増えて、仕事や遊びの選択肢と可能性が広がる。
そうなるとどうなる?
→移り変わりの激しい世の中で、取り残されることなく、豊かな人生を安心して歩むことができる。
例えばですけど、ここまでイメージしてもらいたいんです。
それから、世の中には優れたマーケッターがいて、良いお手本もたくさんあるので、それを注意して見るのも大切。
そして、似た業種や転用できるコピーやデザインをパクる。
例えば、お年寄り向けの携帯電話「らくらくフォン」ってありましたよね?
それを売る時に、前面に押し出していたのは「ボタンが少なく大きくて、お年寄りでも操作しやすいですよ」ではなく・・・
「これを使えば、遠くにいる可愛いお孫さんの声をいつでも聞けて、毎日がもっとワクワクして楽しくなりますよ」
だったりします。
「機能や特徴」ではなく「価値」を伝える、というのは例えばこういうこと。
あとは、コンセプトやコピーのテクニックも少しは学んだ方がいい。
例えば、伝えるのは、ターゲットコール、ベネフィット、ノウハウ、この3つだけ。
それ以外はむしろ無い方がいい、とか。
次回はこのあたり、少し詳しくお伝えします。
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