悩みや不安を一発で吹き飛ばす方法【その1】〜ハイパーハードボイルドグルメリポートの紹介〜 | 「好き」を仕事に!47歳で脱サラ起業した元エンジニアのブログ

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エポキシレジンアートに魅せられ仕事にしてしまいました。
個人で好きなことで勝負できる時代、挑戦する人を応援します。

 

誰でも生きている限り悩みは尽きませんが、世界中の不幸を背負っているような気持ちになったら、ちゃんと自分の立ち位置を確認することで、まだまだやれる、って気持ちになれます。

 

年明け、そんなことがいくつもあったので、シリーズで紹介したいと思います。

 

一人で悩んでいる時ってどんどん視野が狭くなるから、客観的に自分を見ることを忘れて、無いものばかりにフォーカスをあて、未来の不安ばかりを想像してどんどん落ち込んでいく・・・経験ある方もいるのではないでしょうか。

 

私は結構あります(笑)。

 

人は不幸な未来を想像するほうが得意ですからね。

(この事を知っているだけでも落ち込んでいる自分を冷静に自己分析できます)

 

そんな時には、自分が想像もできないような厳しい状況で前向きに生きている人、実現不可能と思われる様な目標に真剣に向き合っている人、そんな人を見たり感じたりするのが一番良いです。

 

もちろん他人と自分を比較する必要は無いのですが、客観的に自分の置かれた状況を把握する、ということは必要です。

 

自分がどれだけ恵まれているか、まだまだやれることあるのに、小さな事で落ち込んでいる場合じゃない、って思えればまた力が湧いてきますから。

 

私もここしばらく上手くいかないことが続いて、次の展開に悩みながら悶々としていたのですが、なんとなく見たAmazon Primeの番組でハッと気が付きました。

 

今の時代の、この日本という国に生まれただけでどれだけ素晴らしいことなのか。

うだうだ考えている時間に行動を起こそう!

 

そう思った番組を紹介します。

 

それは、

「ハイパーハードボイルドグルメリポート」

 

ちょっと古い紹介記事ですがリンク貼っておきます。

https://www.tv-tokyo.co.jp/information/2019/06/25/216071.html

 

 

Amazon Prime 会員なら無料で見ることができます。

 

元々はテレビ東京の深夜に放送されて話題になっていた番組の様ですが、何気なく見たコレ、画面に釘付けになりました。

 

日本人にとっては異世界とも言える、様々な環境で暮らしている人が普段何を食べているのか、というのを取材する番組なのですが、その取材先がかなりヤバい人(場所)です。

 

国境を越えようとしている難民や、ギャングのボス、エボラ出血熱の生存者、カルト教団の信者・・・よく取材に行ったなあ・・・・と思う様なところ。

 

実際、映像の中ではかなり危険な状況になっている場面もあり、ハラハラするのですが、「食」という一貫したテーマがコミュニケーションツールにもなっているのが面白いところ。

 

単に取材、というと門前払いされるであろうところに、「食事を見せて欲しい」という切り口でいくと、不思議と受け入れてくれるんですね。

これ企画段階で計算していたのだとしたらすごい。

 

マフィアの会食も「食事以外の事を聞かないならOK」という条件で入り込んで、結構際どい質問しているのですが(笑)、食事をしている時というのは警戒心が解かれるので、なし崩し的に色々答えてくれちゃってます。

 

で、色々な意味で賛否ありそうな番組ではありますが、全体を通して見どころは満載。

 

今回特に紹介したいのは第1話のアフリカ、リベリア共和国の元少年兵が住む墓地(!)の話。

 

アフリカ各地の内戦などでは10代の子どもたちを兵士にして、危険なところに真っ先に送り込む、ということが各地で行われていたのですが、ここもその一つ。

 

軍に忠誠を誓わせ、洗脳するために母親の腕を切り落とすことを強要された子・・・そんなことが現実に行われていたんです。

 

心に傷を負った少年兵たちの支援をしている、テラ・ルネッサンスの鬼丸昌也さんという方の活動は是非一度ご覧になって下さい。

コチラにリンク貼っておきます。

http://www.terra-r.jp/activity_childsoldiers.html

 

話を番組のリベリア共和国に戻しますが、内戦が終わっても家族を無くし、行き場を失った元少年兵たちはホームレス同然、身を寄せ合って墓地に暮らしています。

 

墓地ですよ・・・。

 

人骨がゴロゴロ転がっている中、一つの墓にひとりずつ、寝泊まりしている彼(彼女)ら、盗みや売春でしか稼ぐことができない状況です。

その目は獰猛でとても10代20代の若者とは思えません。

 

そんな中を取材するのもすごいですが、一番すごいのは、ここで取材対象となった28才の女性。

11才で兵士になり、家族もみんな失ったそうです。

 

この彼女、売春で客が取れた日しか食事にありつくことができない、そんな環境にいるのに、やさしさや希望を捨てていない、素晴らしい女性です。

 

客引きの段階から快く取材に応じてくれて、運良くその日は客がついて得た収入、日本円でわずか200円・・・・その後取材していたディレクターを誘って、150円の屋台のご飯を食べに行きます。

 

そこで、そのご飯をディレクターにも勧めてくれるんです。

 

そして、「私には夢がある。リッチウーマンになること、億万長者になるんだ」と語ってくれますが、どんな気持ちでそれを言っていたのか・・・・

 

受け答えでよくわかりますが、とても賢く美しい彼女、生まれた時代や場所が違っていれば・・・と思わずにはいられません。

 

どんな才能や努力を持ってしても、自分の力だけではどうすることもできない環境、というのは残酷ですが存在すると私は思います。

 

そもそも世界は不公平で理不尽なものだから。

 

比較することに意味は無いし、それぞれが自分の置かれた環境で何を感じ、どう行動するか、それだけです。

 

でも・・・自分が悩み苦しんでいる今の状況・・・・ただ命の危険が無いだけの日常、家族と屋根のある家に住む事、やりたい事にチャレンジできる明日・・・あたりまえだと思っている事を渇望している人がいる、ということだけは知っておくべきだと思います。

 

まだまだ、絶望する様な状況なんかじゃ無いし、やれることはたくさんある!

 

と思える番組ですので、是非一度ご覧になって下さい。

 

ちなみに1度見た後、高1の娘がいるところであえてもう一度見たのですが、娘も最初は興味なさげでしたが、途中からは食い入る様に見ていました。

 

最後まで読んで頂きありがとうございました!

 

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