会社の年齢



世の中で若い会社が活発な中



100年を越える歳月を得て大きくなってきた会社がある



人間の年齢差であればその差は大きい



1世紀を生きてきた人間と生まれてまだ10年しか経っていない人間



その差は経験という面で歴然



まだ算数や社会を勉強しているガキに政治や経済を説いても話にならない。



でもこの年齢差を会社に置き換えた時には



経験を若さや新技術、新サービスで補完できる



しかし、若さや新技術、新サービスだけでは100歳の会社と対等に勝負をするにはあまりにも力不足



まぁ世の中の変化の流れを読み、時代の潮流に最初に乗ったサーファーは違うのかも知れないが・・・



会社の中の社員一人一人にたまる経験値と会社自体にたまる経験値



その経験値の合算が会社力であると思う



社会人3年目になり



100歳の会社と仕事を共にする



自分の小ささを改めて感じることがある。



「井の中の蛙、大海を知らず」

※「知らず」なのでみなさん注意してね



とはよく言ったもの



上手なる者、自分の小ささや弱さを知りて一歩目



自分にはまだまだ成長できる機会があるし、越えなきゃいけない奴らが腐るほどいる



それどころかまだまだ自分が見れていない怪物も腐るほどいる



小さい世界でうごめいても怪物の耳には届かない



そう考えるとワクワクはしてくるものだ



日本という島国を制覇しようとした人間たちは



世界の広さを感じたことはあるんだろうかなぁ



天下を目指しながらも・・・・・



世の中の人は何とも云えばいへ。

     わがなすことは われのみぞ知る。



                     坂本竜馬