もう戻れない。


あなたからの言葉を私はずっと嘘だと思っていた


いつかきっと結ばれると信じて、手を離したのは私


それは、あなたが他の人を好きになったから


もう私は必要ないんだと思ったから


また、いつか、どこかで、きっと、巡り会えたら…


その先は言わなかった


私もあなたも


きっと同じことを心の中に


「運命」




自分の気持ちに嘘ついて

何もないように笑顔を作って

それでも、やっぱり無理なんだ、と

心から本当の気持ちが溢れる

この気持ちは届くことのない

叶わぬ恋心

だから

本当の自分を隠すのが

自分にとっての

一番の強がり

心で思っていることとは逆の言葉をあなたに


本当のことを言ってしまえば


自分が粉々に壊れてしまいそうで


そして、あなたと一緒にいられなくなるかもって


不安で仕方がない