昨日、介護施設でのある60過ぎの男性が離職していった。
経験豊富で仕事への取り組みも熱心でいわゆる仕事ができる人だった。
だが、役職者から嫌がられた。
20代のスタッフからは老害だと思われていたらしい。
私も老害なのだが人間関係で辞める状況にはなっていない。
何が違うのだろうか?
それを考えた時、頭によぎったのは 2:8の法則(パレートの法則) だった。
このパレートの法則とは本来 マーケティングや営業施策の策定に使われているのだが、職場でもこれでいろいろなことが理解できる。
今回の場合、仕事をメインで動かす2割に60過ぎの男性は入らないにもかかわらず、仕事を動かそうとした。
そうすると20から40代の施設の仕事をメインで動かしている2割とぶつかるのは当然。
ここに矛盾が生じている。
60過ぎの男性が、自分はすでに2割ではなく8割の中だといくら仕事ができたとして、いくら理屈的には正しかったとしても理解していれば、今やめることにはなっていなかったと思う。
職場での自分の位置関係、これが今までの実績とかプライドとかで見えなくなり俺はできるのにとなると老害になっていく。
まあ、老害という年齢的な物だけでなく、一度実績を上げたとか様々あるだろうが、今、その組織を動かしている2割に自分がいるのかどうかという距離感の見極めが欠けると頑張れば頑張るほど溝は深くなる。
老兵は死なず。ただ去り行くのみ。とか
老いては子に従え
等とは距離感を捕らえた言葉なのだろう。
