【真冬のぼっちマニアックキャンプ2024】day01_4 | 果てない空と追いかけっこ

果てない空と追いかけっこ

果てない空を追いかけてて、自由気ままに自ら地図を広げる。
日本は捨てたもんじゃない。自慢できる日本を発見するフーテンの旅。
世界を語るより、まずは日本を語ろう。自分の目できちんと確かめて。

 ブルーシートによる簡易的テントとカマドは完成した。続いては、焚き木拾いである。これが一番体力と時間を使うのである。焚き木は、炭となるよう太めの木と、継ぎ火となる細い枝の2種を集める。

 2種の焚き木をコツコツと拾い、ベースキャンプ地との往復の繰り返し。これを20回以上するから体がポカポカになってゆく。しまいには、この真冬なのに、半袖になる程だった。そこまで集めないと、夜中は極寒地獄となるのである。最後には、着火剤代わりとなる松の枯葉もたくさん集めた。

 

 

 これにて準備は完了。とは、いかないのである。今度は、買い出しである。食材とお酒を買いに、駅前まで戻らないといけないのだ。

 荷物は全て、ベースキャンプ地に置いていく。まあ、人がほぼ100%来ない場所だろうから、大丈夫だろう。人が来たとしても、このブルーシートテントを見たら、絶対に近付かないとは思う。

 

 

 25分ほど歩いて、相模湖駅に到着。駅はわりかし立派なのに、スーパーが無いんだよね。んなもんだから、地方特有の商店でいつも買うのだ。品揃いは、寂しく虚しいものだがね。

 でもそれでも、地酒のワンカップがあるのは嬉しい。そして、目に付いたのが、おでん。よおし、今日はおでん祭というこう。追加で、ちくわぶと厚揚げを買った。これにて、買い物は終了。

 

 

 再び25分ほど歩き、ベースキャンプ地に戻った。これにて全ての準備は完了だ。気付けばもう、午後5時半である。日が暮れる前に、火を起こそうではないか。