白いガウンを着て点滴を片手に押しながら
ユラユラ~っと上手から現れた周さん
あぁ~んこれよ
この気だるさが ピッタリなのは 周さん以外いないわ
いったい私は何を求めて観ているんでしょうか?
たまに自分を失いつつも
あーいやいやいや
と取り戻してました
前に触れたこの『Rose』は やはり新上さんが振付けたのですね。
新上さんほど 周さんをわかっている人はいないのではないかと思うくらい 周さんをより一段と素敵に振付けています。
何もしていない ただ花を落としただけの手。そのあとの間は その手が何をするのか 観ている者は固唾を飲む。そして ゆっくりと又花を掴む、落とす。
それだけなのに 何かスゴい事をしたような 何かありそうに思わせる。
このシーンは どういえばいいのかな?
汚してはいけないシーンに思えました。
そして激しく踊る周さんは
もう いちいち素晴らしい
クラシックではありえない足の向きはジャズだったりコンテだったりが入っているのでしょうか。踊りに詳しくない私には クラシック以外をこんなに すんなりと受け入れられるようになったのは 周さんの踊りに出会ってからです。
このシーンはウダウダ思わず もう感じるまま な私になっておりました