恐ろしいSSRI、SNRI | うつ病を乗り越えて

恐ろしいSSRI、SNRI

久しぶりです。

その後についてです。


7月初旬から今まで飲んでいたデプロメール(SSRI)、トレドミン(SNRI)をやめました。主治医を変えたのです。代わりにテトラミドという第2世代四環系抗うつ剤に変更しました。またリタリンをやめました。


すると、これまでの異常な躁状態を自覚するようになったのです。SSRI、SNRI、リタリンを飲んでいたときは、鬱状態になりながらも、時として躁状態が訪れ、衝動的な行動にとることが多かったのです。最近クレジットカードの明細をみてびっくりしたのですが、気づかないうちに大変な衝動買いをしていました。話に聞くと、衝動的にローンを組んでマンションを買ってしまうような方もいらっしゃるようです。


ご存じの方もいらっしゃるとはおもいますが、数年前にアメリカあったコロンバイン高校の銃乱射事件の犯人もSSRIを服用していました。また、アメリカではSSRIの服用者に自殺者が非常に多いという統計があるそうです。つまり、SSRIには衝動性を誘発する危険性があるようなのです。


僕は、SSRIやSNRIを大量に服用していましたが、それをやめることで、徐々に元通りの自分に戻ってきているのを自覚しています。衝動性もかなり改善してきました。薬を飲んでいるときはキレやすくて、当たり散らしたりすることもざらだったのですが、そういうこともすくなくなりました。


今、お医者様からSSRIやSNRIを処方されている方で、衝動性などが現れている方、是非セカンドオピニオンなどを受けられることをおすすめしたいと思います。


ただ、僕の場合は、セカンドオピニオンを受けるには受けたのですが、その場では問題を指摘されませんでした。線維筋痛症という切り口で別の病院に出かけたところ、治療方針の問題点を強く指摘され、方針転換をすることができたというわけです。具体的な病院名はもちろん出すことはできませんが、薬を増やしていくような治療方針を掲げるお医者様には、少し疑問符を付けた方がよいかもしれません。


ちなみに、SSRIやSNRIは薬価が高いそうで、個人開業医にとっては、利益の上がる薬なのだそうです。そういう意味で非常に多く処方される例が多いそうです。また薬剤会社もこぞって利益の上がるSSRIやSNRIの拡販に努めているという現状もあります。有名タレントを使った広告宣伝活動などで、症状のあまり大きくない人にも薬の必要性を訴えようとしているように思えてならないのです。


人それぞれの治療方針があるとは思うのですが、そういう「からくり」も医療現場に内在していることを是非押さえておく必要があると思います。