「ホストになるんだったら、もう会わなくていいよね。LINEもブロックするしリシャール柊くんのことも全部忘れるね」
何が君の幸せ、何をして喜ぶ、分からないまま終わる、そんなのは嫌だ。
そんな心のバイ菌を、アンパンと一緒に飲み込んだ。
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「アンパンマンマーチ」という曲を、２倍速で聞きながらブログ書いてます！
どうも、クラブブレイクのリシャール柊です！
初めてブログを書きます。
記念すべき最初のタイトルは「俺がホストになった理由」。
友人と飲み明かした帰り道、全く知らない人（しかも男）に道端で絡んでみようということになった。
なかなかクレイジーな若気の至りだったが、まず1人声をかけてみることに。
声を掛けた瞬間、もうその瞬間に感じるものがあった。
【この人、初対面の人と話すことに慣れてる・・・・】
クレイジーな若気の至り、そんなことはどうでもいい。
何より、なんかマジで死ぬほどわっっっっかんないけど、その瞬間に自分が負けているような気がした。
その人の職業はホスト。
「今度体験入店来てみたら？」
８月某日、体験入店に行ったものの、ほとんど喋れず言いようのない劣等感だけを心に残し帰路についた。
そこから２週間、劣等感は消えない。
何より、連絡先を交換したホストクラブの先輩達からの連絡も一切なく、自分はホストクラブには必要ない人間なのだと悟った。
【いや待てよ、
これって誰にも期待されてないし、自分自身にも期待してないってことだよね？？？
全てがゼロスタートなんだったら、ただ登ってくだけだよね？？？？
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーそれってめっちゃ、、、、、、面白そうじゃね？？？？？？？？？】
9月某日、入店。
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リシャール柊のホスホスブログ
第１話「俺がホストになった理由」 完