華やかさと切なさと心折れたわ | 彼岸へ

彼岸へ

還暦になったパートおばさんの日々。
徒歩圏内に住む息子達。
長男桐はうつ病、次男桜は発達障害。
定年退職した夫と死ぬ気がしない姑との3人暮らし。
人生も終盤なので、「彼岸へ」とタイトルを変えました。

おはようございます、間々宮です。

ご訪問、ありがとうございます。


タイトルは、篠原涼子さんのヒット曲から拝借。


昨日の朝ごはん

コンビニと家から持ってきたスープ。

ホテルは、クリスマスで華やか
函館駅も可愛らしいツリー
函館は、クリスマスが似合う街と言われてます。(私調べ)
本当にそうだと思います。
この時期、旅先に迷ったら函館をお勧めします。

そして、実家は切ない(*T^T)
これは、冷蔵庫から出てきた。
瓶類の食品。
シンク下からもどこどこ出てくる。
この3倍あった。
中身・・・これ何?
いやいやいやいや、考えるな!息もするな!
臭くて目にもくる(*T^T)
緑色になった甜麺醤とか、なんかジャムだった?とか。
酢は、5本もあった。
流しに捨てる訳にもいかん。
そこで!なにかのSNSで見た『実家の冷蔵庫や納戸の液体の捨て方』を実行。
レジ袋に新品のトイレットペーパーを入れる。
そこに変な臭いを発する液体を注いで、トイレットペーパーに吸わせる。
ギュッと袋を閉め、燃やせるごみ袋に納める。
そして、どろどろな物が付着した瓶を洗う。
金属の蓋は、燃やせないゴミ袋(市に電話して確認した。)に入れる。
瓶は、瓶のゴミ袋。

その間、ヘルパーさんの訪問。
ケアマネージャーさんの訪問。
住所が変わるから、手続きがあるのよ。
実家の地主さんへの支払いにも行く。
のんちゃん運転で、ケアハウスに持って行く買い物も済ませる。買い物が多いので、徒歩の私じゃ二往復したろうな。
のんちゃんは、父に優しく寄り添いながら、荷造りを手伝ってくれていた。

ふと、父の爆弾発言。
「何年も前に作った蝮酒が床下収納にあるかも」
Σ(Д゚;/)/ それ、覚えがある。独身の頃、物置小屋で蝮を水に浸けているから、行かないように言われた。それを酒に浸けるって。
どろどろ瓶の片付けが終わったから、恐る恐る床下を開ける。
一升瓶を引き上げる。
これ?良く見ると蛇っぽいシルエット。
どうするよ?どうする家康?
酒だけならともかく。この蛇様はどうする?
目眩がする。
更にのんちゃんとあちこち開けると出る出る。
賞味期限無視の食品群。
カサカサに乾ききった物は、そのままゴミ袋にいれたら良い。汁物が面倒。
それでも、終わったぁ!と思ったら、他の部屋から、何かのフルーツ酒の瓶。
いくつもある。更に専用冷凍庫をそおっと開けると、どろどろな何か。電源抜いてあるから。
もう元が何かもわからない(*T^T)
心折れました。もう無理、出来ない。
高くても業者呼ぶ(*T^T)
しばらくすると、のんちゃんが「電源入れて、凍らせたら良くない?」目から鱗!
ナイスのんちゃん(*^ー゚)b グッジョブ!!
コンセントを差し込み、翌日を待つことにした。
すると父が「お前(私)は、何度も引っ越ししてる癖にそんなことも分からなかったのか。」と喧嘩を売ってきた。
買っても良いが、最終的に困るのは私。
マスクの中で「糞爺!」と毒づくに止めた。
でも、元が何か分からないフルーツ酒の瓶を開ける気にはならなかった。トイレットペーパーに吸わせるには、量が多すぎる。
実家には、ネズミが出るようだ。
瓶は狙われないだろう。春まで放置と決めた。
他のネズミにやられそうなのは、片付けた。
誰もいない実家がネズミの繁殖地になるのは、避けたい。
清掃車に間に合わなかったゴミは、のんちゃんの高級車に乗せて、のんちゃんの家のゴミの日に出してもらうことになった。
(。-人-。)アリガタヤ
他にも色々あったが割愛。
それでも、何パーセントも処分できていない。
心折れますよ。

水洗トイレの皆様には、関係ないですが。
汲み取りに来てもらうと、家の中がめちゃくちゃトイレ臭くなります。
その場合、アルミホイルにしょうゆを滴し、ストーブがあればストーブの上に乗せます。
この時は、いらないフライパンに醤油を垂らしました。焦がします。すると、トイレ臭いよりも醤油の焦げたいい匂いが勝ちます。
昔から我が家でやっている実母が教えてくれた知恵です。
のんちゃんが驚いてました。効果はあります。

もうやることはない!と解散。
(やる気になればいくらでもあるが。)

ホテルに戻り、どうする夕飯。
海上のクリスマスツリーを見に行くことにした。


華やかなイベントの函館ウォーターフロント。
ツリーは、海に浮いてます。
見てたら、ケアマネージャーさんから電話。
(^_^;)しょうがないねぇ。

ずっと気になっていたイタリアンに入る、
イタリアンの入り口は、左側。
あと30分で花火なので、店は空いていた。
七種の野菜と鶏肉のスープボンバルディア風
ミネストローネよりは、トマトっぽくない。
帰省すると野菜接種少なめなので、嬉しいメニュー。優しい甘味と酸味で美味しい。

根菜のオムレツ
しっかりした味付けで、ワインがすすむ。
花火は、音だけ聞きました。
ツリー越しの花火、去年見せてもらいました。
やっぱり、函館最高っす。

帰り道も楽しい。
東京とは違う静かな華やかさがあります。
これに雪降ったら、もっと素敵だよ。

にしても心折れたフルーツ酒の瓶。
どうする。泣けるわ。

ホテルに戻り、フィギュアグランプリファイナル、女子ショートを堪能しました。