こんにちはー むつです
マンタって2種類いるってご存知でしたか
研究してたのは、八重山の伊藤さん、オーストラリアのマーシャルさん、柏木さん、そして世界的なサメ博士のCompagno博士たち。
何をかくそう、柏木さんは私の10年来の親友。
名前は柏木努(通称:トムさん⇒下の名前がツトムだから)
私よりも年が7つ上の関西語ベラベラ流暢な方です。
あ・・・英語もベラベラです。元々私がシドニーでやんちゃなインストラクターをしていた頃(当時18~22歳)、一緒に我慢してインストラクター仕事をしてくれていた方です。。。
いつも書類の整理については怒られてました・・・
私に仕事を教えてくれた大先輩です
マンタが2種類いることはトムさんからは何年も前から話は聞いていましたが、八重山の有名なマンタガイドの伊藤隆さん「日本産オニイトマキエイManta birostrisとリーフオニイトマキエイ(新称)M. alfredi:形態と遺伝的同定の報告と新標準和名の提唱・伊藤隆&柏木努
って言う論文をかなり前に日本サメ学会へ投稿済みだったそうです
でも、ここで1つ問題が
後だしじゃんけんで、ナンヨウマンタってな論文が登場、しかも急遽プレス発表ってなことがあったみたいです
国際的な学名は「先取権の原則(先に発表した人が名付け親ってことです)」があるので、このような問題はおこらないですが、和名はけっこう無法地帯で後出し賊も多く魚の名前の混乱の原因となってるそうです。
星の名称でも先に見つけた人の名称がつきます。
参考:標準和名検討委員会
http://www.fish-isj.jp/iin/standname/index.html
後だしじゃんけんはいけないのです。それまで一生懸命研究・調査を重ねて頑張ってた人たちの気持ちはどうなるのでしょうか
これは研究者の手柄になるべきものであり、社会的地位や権力によって左右されるものではないのではと私は思いますが。
和名が2種類存在し、混乱しないことを切に願います。。。
トムさんや伊藤さんたちが既にリーフオニイトマキエイっていう標準和名を提唱してるのを知って水族館側はあわててプレス発表したって構図だなこれは。。。と私は思います。
私はトムさんから何年も前にマンタが2種類いるという話を聞き、6月頃にも社員へ指示を出し伊豆地域のマンタの聞き取り依頼をかけていました。。。
ねぇ、マッコリンあの時そのお願いしたよね
論文の発表があるまでは…と内々に調査を進め、ようやく準備が整った頃にこの状況。
正直、親友のトムさんとその関係者の努力を無視するような行為、断じて許せませんよ。
マンタの神様 伊藤さんのブログはこちら
http://ameblo.jp/mantanoito/entry-10599703206.html
たまには真面目なブログで。。。