ギリギリ間に合った? (合ってない。)


永遠の天使こと松本潤くん。

櫻井翔の実の弟こと松本潤くん。


38歳(3歳の間違いじゃなくて?)おめでとう㊗️

 

 

相櫻

BL

学パロ

 

自己責任でお願いします🙇🏻‍♀️

 

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「ンンッ…アッ、相葉く、も、むり…アッ」

 

「ごめ、翔ちゃ…俺も、イ ク…」

 

 

2人で同時に果てて、胸を上下させて息を上げる翔ちゃんの上に倒れ込んだ。

 

 

学校が終わった16:30から18:00までの間、翔ちゃんの家には誰もいない。

両親は共働きで2人の弟くんは学童に行っている。

 

 

声を我慢せず思いっきりできる唯一の時間。

 

 

 

 

「ハァ…翔ちゃん、ごめ。またナ カで出しちゃった…」

 

「いいよ、大丈夫…相葉くん、先にシャワーする?」

 

「ううん。先に翔ちゃん行きなよ。あ、まだ身体しんどいなら綺麗にするの手伝おうか?」

 

「お前、絶対一緒に入りたいだけだろw」

 

「あ、バレた?櫻井家のお風呂広いし2人で入ろ〜?」

 

「わかった。じゃあ、その代わり抱っこして?」

 

「はいはい、お姫様〜。」

 

 

お姫様抱っこで翔ちゃんを抱え、勝手知ったる櫻井家のお風呂場へ。

 

湯船が溜まるのを待つ間、シャワーで身体を流す。

 

 

 

「相葉くん、明日も来れる?」

 

 

後ろから抱きしめるように腕を回して翔ちゃんの身体を石鹸で洗っている俺に聞いた。

 

 

「うん、来れるけど…。こんな毎日来て大丈夫?迷惑じゃない?」

 

「迷惑なわけねぇじゃん。3年になってクラス離れたから、こん時くらいしか2人でいれないし。」

 

「可愛いね、翔ちゃん。寂しい?」

 

「当たり前だろ?逆に寂しくないの?相葉くんは。」

 

「寂しいよ。翔ちゃんが足りない。」

 

 

煽るように、固くなり始めた翔ちゃんのモノに手をかけてゆっくりと扱 く。

 

 

「ンンッ…」

 

 

翔ちゃんの籠った声が浴室に反響する。

目の前の鏡に両手をつく翔ちゃんの腰を支えながら、自分の反応したモノを翔ちゃんの 股 に擦り付けた。

 

胸の先の飾りを弄りながら、2人で欲を吐き出す。

 

 

そんなこんなでお風呂でも散々愛し合った。

 

 

「お前…やりすぎ…」

 

 

息を上げてぐったりと湯船に浸かる翔ちゃんが俺を睨んで言った。

 

 

「ごめんって!お詫びに着替えとってくるから!翔ちゃんゆっくり入ってて〜」

 

「ん。ありがと」

 

「すぐ戻るからのぼせないように気をつけてよ?」

 

「はーい。」

 

 

一応人の家だからバスタオル一枚で歩くわけにはいかず、脱衣所に脱ぎ捨てられた制服のシャツとズボンを履いて浴室を出た。

 

 

「っ!うお!…びっくりした…」

 

 

脱衣所の扉を開けると、目の前に現れたのは

頬に空気をパンパンに入れて膨れっ面をした翔ちゃんの弟。

 

 

「じゅ、潤くん…あれ?学童は?」

 

「和くんが今日は早く帰るよって。」

 

 

小2の割りにハッキリとした整った顔立ちに翔ちゃんと同じ血を感じる潤くんが俺を睨みながら話す。

 

 

「え…和也くんも帰ってきてるの?」

 

「うん。お部屋にカバン置きに行った。」

 

「そ、そっか…。えっと…後で鬼ごっこでもする?」

 

「しないっ!翔くんをいじめるやつとは遊ばないっ!」

 

「えっ!?いじめてない、俺いじめてないよ!?」

 

「翔くんがやだって言ってるの聞こえた!和くんが教えてくれたもん!相葉くんが翔ちゃんに痛い痛いしてるって!」

 

「え!?…き、聞こえてたって…」

 

「お風呂で翔くんに痛い痛いしたらダメ!」

 

「え、え〜っと…」

 

 

眉を寄せて怒る小2の潤くんに何と弁解していいのか分からず、たじろいでしまう。

 

 

「そーだ、そーだー」

 

「っ!か、和也くん…」

 

 

フラッと現れ、冷めた視線で俺を見るのは

小6にしては随分と落ち着き払っている和也くん。

 

 

「潤、相葉くんから俺らの大事なお兄ちゃんを守るぞー。」

 

「守るっ!!翔くーん!!」

 

 

俺を避けてお風呂場へ走った潤くん。

 

 

「あっ!潤くん!待って、」

 

「何で止めるんですか?」

 

 

和也くんが意地悪げに聞く。

 

 

「しょ、翔ちゃん入ってるから…」

 

「フッ、俺と潤は毎日お兄ちゃんと一緒にお風呂入ってますけど?」

 

「…で、ですよね〜」

 

 

顔は翔ちゃんに似て可愛らしいのに捻くれてるというか、ずる賢そうな和也くんがどうも苦手だ。

 

 

ガラッと浴室のドアが開く音がして、

 

 

「わぁっ!潤!帰ってたの!?」

 

「うん!翔くん痛い痛いだいじょーぶ?」

 

 

お風呂場から聞こえてくる兄弟の会話。

 

俺と翔ちゃんの2人きりのイチャイチャタイムは終わってしまったみたいだ。

 

 

 

「いつもあんなことしてるの?」

 

 

和也くんがボソッと呟くように聞いた。

 

 

「え?…あー、えっと…」

 

 

大人っぽいとは言え、まだ小学生の和也くんが

"あんなこと"をどう理解しているのか分からなくて困る。

 

 

「我が家に変態はいりません。」

 

「っ!」

 

「じゅんー!翔くーん!」

 

 

とんでもない一言を残して、和也くんもお風呂場へ消えていってしまった。

 

 

「…え、俺、大丈夫か?」

 

 

弱気な独り言は、お風呂場から聞こえるなんだか楽しそうな3人の声にかき消された。

 

 

 

 

「相葉くん、ごめんね。こんな早く帰ってくると思わなかったからさ。」

 

 

玄関まで見送りに出てくれた翔ちゃんが申し訳なさそうに言う。

 

 

「何?俺と潤、帰ってきたらダメだった?ここ俺らの家だよね?」

 

 

翔ちゃんの後ろから嫌味っぽく言う和也くん。

 

 

「和、そうは言ってないだろ?宿題みてやるから中で準備してて。」

 

「はーい。」

 

 

お兄ちゃんの言うことは素直に聞ける和也くんが

家の中へパタパタと消えていった。

 

 

「じゃあ、俺帰るね!」

 

 

もう少し一緒にいたかった気持ちを抑えながら笑顔で言うと、いじけたように頬を膨らませた翔ちゃんが上目遣いに俺を見る。

 

 

やっぱ兄弟だな〜。その表情、潤くんにそっくり。

 

 

 

「ねぇ、相葉くんが足りないんですけど。」

 

「翔ちゃん…」

 

 

俺のシャツの裾をキュッと握る。

何の催促かわかるから翔ちゃんの頬に手を添えて、唇を重ねるため徐々に顔を近づけると、

翔ちゃんがゆっくりと目を閉じた。

 

 

「ダーーーーメーーーーっ!!」

 

「ぃって!!!」

 

「あ!こら、潤っ!」

 

 

突然、突撃してきた潤くんによって翔ちゃんから引き離された。

小2の馬鹿力は侮れないらしい。

 

 

「翔くんにチューしたらダメ!!」

 

「もー!じゅ〜ん?相葉くんにそんなことしたらダメだろ!?」

 

「だってー!」

 

「だってじゃないでしょ!もー、和がまた余計なこと言ったな?相葉くん大丈夫?」

 

 

翔ちゃんに心配そうに聞かれて上手く作り笑いできないまま、平気平気と答えた。

 

 

「ごめんね。相葉くん、また明日ね。」

 

 

潤くんを抱っこしてすっかりお兄さんの顔になってしまった翔ちゃんが眉を困らせて言った。

 

 

「うん。翔ちゃん、また明日ね!」

 

「もう来ちゃダメだよー!」

 

「潤っ!いい加減にしろよ〜!」

 

「あ、あはは、俺は大丈夫、だから…。バイバイ。」

 

 

 

 

随分と嫌われてしまったみたいだ。

 

 

 

 

「2人ともお兄ちゃん大好きだもんな〜…」

 

川沿いの道をトボトボ歩きながら、独り言を呟いて家に向かった。

 

翔ちゃんの恋人をするには手強い敵が多すぎる。

 

 

小学生の2人には教育上良くないから、しばらくは…

 

 

「我慢しなきゃ、だよな…」

 

 

これからはやましい気持ちが浮かぶたびに、

素直なキラキラの目でムッと睨む潤くんの

 

「ダメ!」を思い出すことにした。