To a Skylark(ひばりに寄せて) P. B .Shelley(P.B.シェリー)
Hail to thee, blithe Spirit! (ようこそ、陽気な精よ)
Bird thou never wert, (お前は天やその近くから降りてきた鳥ではない)
That from Heaven, or near it,
Pourest thy full heart (お前の心から、惜しげもなく自然な歌声が溢れる)
In profuse strains of unpremeditated art.
Higher still and higher (高く、もっと高く)
From the earth thou springest(お前は大地から飛び上がる)
Like a cloud of fire; (立ち上がる炎の様に)
The blue deep thou wingest, (紺碧の空へ飛び上がる)
And singing still dost soar, and soaring ever singest. (舞い上がりながら歌い、歌いながら舞い上がる)
世界の詩の中で最も有名、かつ高らかな作品である英国のシェリー(1792-1822 享年29歳)の「ひばりに寄せて」の冒頭である。
若かりし時に読むと相当影響を受けやすい革命的な気分を与える詩としても極めて有名である。燃え上がるロマン的な気分と、高い理想への熱狂がこの詩人の特徴として挙げられる。事実まともとは思えない、彼の詩の気分にも似た、狂える生涯を送った。もし詩人で名を残さなければ、単なる馬鹿ではないかとも思える様な、その狂えるロマン的な29年の短い生涯であった。
シェリーはその性格のためか、行動の結果のためかは知らないが、残された詩は素晴らしいものがある。その後、様々な名を成した人の中で、シェリーを読んだから、この道で頑張ることにしたと言う人が多い。人間の心に理想と言う火を付け、高らかに熱狂させる力がこの200年前の詩人にはあるらしい。 日本の夏目漱石も多大な影響を受けたようである。
この世で最も素晴らしいのは、若者の情熱と年長者の分別であると言う。そしてその両者を持ち合わせることは難しいとも言う。だとして、このシェリーは若者の情熱だけを取り、純度を極限まで上げて火をつけた様な感じがある。そんな人生に生身の人間は耐えられない。美しい熱狂とは言うが、それは生身が無い人間に許される概念である。人間は年を取るし、疲れもする。若者ですらそうなのに。
シェリーは美しい熱狂に身を任せ、そして燃え尽きてしまった。そしてその熱狂の思想が詩になって残っていると言う感じである。
若さは危険であると言うのをシェリーほど極端に示している人生も少ないのではないだろうか。賢い人が成功するわけではない例がここにある。ただ、人生としては成功できなかったが、詩人としては大成功だったかも知れないが。これだけ有名で名を残したのだから。
上海で燃えて仕事がしたい若い校友は、シェリーでも読みながら、美しい熱狂的な仕事をしてみるのも良いかもしれない。情熱的に燃えて、燃えて、燃えさかるのである。若者に許される分別無しの美しい熱狂。考えて見れば、株式相場で中途半端に熱狂するよりは、仕事に美しく熱狂する方が良いかも知れないし・・・・
上原信也
立命館上海校友会HP:http://alumni.ritsumei.jp/shanghai/
Mixiコミュニティ:http://mixi.jp/view_community.pl?id=4515903
Hail to thee, blithe Spirit! (ようこそ、陽気な精よ)
Bird thou never wert, (お前は天やその近くから降りてきた鳥ではない)
That from Heaven, or near it,
Pourest thy full heart (お前の心から、惜しげもなく自然な歌声が溢れる)
In profuse strains of unpremeditated art.
Higher still and higher (高く、もっと高く)
From the earth thou springest(お前は大地から飛び上がる)
Like a cloud of fire; (立ち上がる炎の様に)
The blue deep thou wingest, (紺碧の空へ飛び上がる)
And singing still dost soar, and soaring ever singest. (舞い上がりながら歌い、歌いながら舞い上がる)
世界の詩の中で最も有名、かつ高らかな作品である英国のシェリー(1792-1822 享年29歳)の「ひばりに寄せて」の冒頭である。
若かりし時に読むと相当影響を受けやすい革命的な気分を与える詩としても極めて有名である。燃え上がるロマン的な気分と、高い理想への熱狂がこの詩人の特徴として挙げられる。事実まともとは思えない、彼の詩の気分にも似た、狂える生涯を送った。もし詩人で名を残さなければ、単なる馬鹿ではないかとも思える様な、その狂えるロマン的な29年の短い生涯であった。
シェリーはその性格のためか、行動の結果のためかは知らないが、残された詩は素晴らしいものがある。その後、様々な名を成した人の中で、シェリーを読んだから、この道で頑張ることにしたと言う人が多い。人間の心に理想と言う火を付け、高らかに熱狂させる力がこの200年前の詩人にはあるらしい。 日本の夏目漱石も多大な影響を受けたようである。
この世で最も素晴らしいのは、若者の情熱と年長者の分別であると言う。そしてその両者を持ち合わせることは難しいとも言う。だとして、このシェリーは若者の情熱だけを取り、純度を極限まで上げて火をつけた様な感じがある。そんな人生に生身の人間は耐えられない。美しい熱狂とは言うが、それは生身が無い人間に許される概念である。人間は年を取るし、疲れもする。若者ですらそうなのに。
シェリーは美しい熱狂に身を任せ、そして燃え尽きてしまった。そしてその熱狂の思想が詩になって残っていると言う感じである。
若さは危険であると言うのをシェリーほど極端に示している人生も少ないのではないだろうか。賢い人が成功するわけではない例がここにある。ただ、人生としては成功できなかったが、詩人としては大成功だったかも知れないが。これだけ有名で名を残したのだから。
上海で燃えて仕事がしたい若い校友は、シェリーでも読みながら、美しい熱狂的な仕事をしてみるのも良いかもしれない。情熱的に燃えて、燃えて、燃えさかるのである。若者に許される分別無しの美しい熱狂。考えて見れば、株式相場で中途半端に熱狂するよりは、仕事に美しく熱狂する方が良いかも知れないし・・・・
上原信也
立命館上海校友会HP:http://alumni.ritsumei.jp/shanghai/
Mixiコミュニティ:http://mixi.jp/view_community.pl?id=4515903