昨日の続きです。「八俣遠呂智」は「主イエス・キリスト」であると気付きをいただいた旨を報告しましたが、次のように言われる方もおられるでしょう。
 
 「古事記」の「八俣遠呂智」の段で、須佐之男命に「八俣遠呂智」の形状を聞かれた足名椎と手名椎は、「身一つに八つの頭と八つの尾」と答えています。「八俣遠呂智=九頭竜」から「八俣遠呂智=主イエス・キリスト」としているが、実際の頭は八つである。その理解は間違いではないのかと。
 
 私もそこを非常に悩みました。しかし、次のように考えました。
 
 「八俣遠呂智」は、その名から論理的に考えて「九つの頭」あるのですが、足名椎や手名椎に代表される人間達は、それが理解できず、「頭は八つ」と言います。
 
 それは、主イエス・キリストが、この世に現人神としてお現れになった時に、人々が主を受け入れなかったことと同じです。聖書に次のような主イエス・キリストのお言葉があります。
 
○ ヨハネ伝第6章43節
 
 「わたしはわたしの父の名によって来ましたが、あなたがたは私を受け入れません」
 
○ ヨハネ伝第8章45節
 
 「しかし、このわたしは真理を話しているために、あなたがたは私を信じません」
 
 また、私は理解し易いように、次のように、考えています。
 
 八俣遠呂智=この世にお現れになった
                              主イエス・キリスト
 
 天照皇大御神=御復活後の主イエス・
                                   キリスト
 
 「古事記」の文脈も、須佐之男命に代表される人間が殺したのは、この世にお現れになった主イエス・キリスト=八俣遠呂智であり、草薙剣を須佐之男命から奉献されたのは、天の岩戸からお出になった後の「天照皇大御神」様です。
 
 いかがでしょうか。皆さんも是非ご検証ください。
 
藤原道人