ヒヤリングの不思議② 結果
ヒヤリングの不思議として先日このことを書きました。なんとWikipediaにまで記載されるようになっていて、思わず笑ってしまいました!いつの間にそんな大げさな状態に。このやり取り、当時は本当に多くのアメリカの番組やSNSでも取り上げられていました。一緒に何色のドレスに見えるっていうのもありましたね。ちょっと懐かしいトピックです。さて、Yanny vs. Laurel。Wikipediaによると詳細はこちら。 Twiter上の当時のアンケートだと、 この録音を聞いた約50万人のうち、 53%は「Laurel」(/ˈlɔːrəl/, /ˈlɒrəl/)に聞こえると答え、 47%は「Yanny」(/ˈjæni/)に聞こえると答えた。 私もLaurelにしか聞こえなかったので、何をどうやったらYannyに聞こえるのやら…笑 このDebateはどうやら単に聞き違いでもなさそうです。非常に興味深いのは、なんでそのように全く違う言葉に聞こえるのかという点。科学的分析という観点で説明がありました。ミネソタ大学の音声学教授であるベンジャミン・ムンソンはこのクリップについて、「Yanny」が高周波数域で聞こえ、「Laurel」が低周波数域で聞こえると解釈した。 ええええっ ということは、ですよ。高周波音が聞こえにくい高齢者ほど「Laurel」と聞こえる傾向がある。ボストン眼科耳科病院の主任聴覚士、ケビン・フランクはこのクリップをネッカーの立方体に例え、「知覚的境界」にあると話した。Laurelに聞こえた私は、老化した耳を持っているということなのか・・・・・・・・・そんなオチ。シドニー大学心理学部教授のデービッド・アレイスもこのクリップをネッカーの立方体とルビンの壺に例え、「知覚的曖昧な刺激」と評した。私の出身校の教授が一番、投げ捨てなフィードバックを出しているのがこれまた笑えてしまいましたが…↓アリゾナ大学の言語学・音声学教授のブラッド・ストーリーは、今回の議論は低品質な録音に起因すると論じた。そこなんかいっつ。っと突っ込まずにはいられませんが、科学の不思議ってたまにありますよね。みんな家に居て暇だから、どの国でもこういうのを引っ張り出してあーだこーだをやるんだなぁと感じた週末でした。