この週末、ファッション業界において、大事な人を失いました。


個人的に良く拝読している Sakulove kai先生のBlog咲くLOVE会驚く未来へPART3  でも既に記載されていましたが、(→勝手に載せちゃいました、先生、スミマセン!)


日曜日の夜、パリの自宅でイヴ・サン・ローランが71歳の若さで亡くなりました。 WWD によると、闘病生活はかなり続いていたのだとか。特にこの1週間程は食べることや話すことすら困難な状態だったそう。 去年から車椅子での生活を送っていたことを報道されていましたが、このニュースで新しい一週間をスタートするなんて本当にショックで仕方ありません。


21歳でChristian Diorの後継者としてファッション界へ名を広めた彼。 その後、独立し自身のラインを立ち上げた後は次々と止まることのない斬新なデザイン、優雅な美を描く作品等を発表し続けた彼。世界中のファッション界の中で忘れることのない伝説ですよね。 前途のWWDのサイトの記事にも、あらゆる現代のデザイナーたちが彼から受けたインスピレーションや影響を語っていましたが、ただ、ただショックです。


個人的に彼の著名なデザインはココではあえてPICKUPしませんが、私個人的に思う彼の印象は、「彼は19世紀の画家と同様に芸術家であった」ということ。 →実際そういった コレクションも90年代に発表していましたね。  アルジェリアで生まれたことがどれくらい影響しているのかは判りませんが、印象派以降の画家たちと同様にヨーロッパの女性たちを観察し、北アフリカのエキゾティックな視点との融合をデザインに取り入れていたように伺えます。 ドラクロアが北アフリカに魅せられたように、ヨーロッパとアフリカの融合をデザインやカット、そして鮮やかな色調で描く、天才イヴ・サン・ローラン。 小学生の頃、彼のコレクションのファッション ショーを初めてTV観た時に、「これは単なる服ではない、絵画と同じ芸術作品なんだ!」っと幼心に思ったことを未だに記憶しています。


実際1年数ヶ月前、ブログでも書きましたが、マラケシュ(モロッコ)を訪れた時、彼の所有する別荘を訪れたことがありました。 ブルーの壁の色彩が素敵で感動したことを覚えています。ブティックで゙販売されるお洋服以外に直接肌で彼の感性を少しでも感じ取れる貴重な空間でもありました。


きっと天国でも彼の感性は大いに評価されることでしょう。

ご冥福をお祈りいたします。R.I.P.