エネルギーとは。 | 見えない世界をみるチカラ|インド人ヒンドゥー神官・インド占星術家を夫にもつ、元バリバリOL日本人妻がみた「見えない世界」のいろいろ

見えない世界をみるチカラ|インド人ヒンドゥー神官・インド占星術家を夫にもつ、元バリバリOL日本人妻がみた「見えない世界」のいろいろ

ヒンドゥー神官の生活、インド占星術、ヴェーダ文化との暮らしを通して見たこと、感じたこと、わかっちゃったことを綴る、ブログ

~ShreeVidyaシュリヴィッディヤ バットあやたかぎ公式ブログ~

「エネルギー」について初めて習ったのは、たしか中学の理科のじかん。

電気がつく様子を見せられて、

これが、エネルギーです

という先生の説明を聞きながら、
「へ?」と理解に苦しんだことをよく覚えています。


止まっていたクルマが動き始めるときに必要なチカラ。
この運動量も、エネルギー


給食の献立表に書いてあった「kcal」カロリー、
これも、エネルギー


さらに大人になり、ヨーガ哲学を学び始めたときにも出てきた
「地球上のすべてのもは『エネルギー』で出来ている」。


それまで学校で習っていたことは、すべて「解」がある分かりやすい事象だったのに、

この「エネルギー」という事象を初めて認識したとき、
世の中には、まったくよく解りにくいものが存在しているんだ、と

知った瞬間でした。


 ◇


病気についても、そう。


世の中はすべてのことが分かっているもの、と
なんとなく感じていた幼少期。


あるとき調子がわるく病院にいってみるも、

「きっと風邪だとは思いますが、断定はまだできませんね。
 様子をみましょう」

といわれてズッコケました。


それまであまり病気をすることがなく
病院を利用することがなかったので、

ずっと医者は
すぐに答えが出せて、なんでも知っている
と思っていたのですが、

結局、医者も ぜんぶ知ってるわけじゃないんだ
と知った瞬間でした。


そんなちっさな幼少期の体験から、

なんか世の中は100%信用できないんじゃないか、と思っていて、
(かわいくない子どもですが、、、)

頼れるのはじぶんの感覚しかない、とずっと信じてきたように思います。





さて、はなしを戻します。

エネルギーについて。


話しができない動物や赤ちゃんのあつかいや
コミュニケーションがうまいひとは
きっと感覚的にやってることだと思います。


エネルギーをみる、ということを。


これは見えない世界がみえるようになるきっかけ にもなりますが。


「オーラが何色か」、とかの話しをしているわけではありません。




たとえば。

赤ちゃんや小さい子どもの様子を見ていると、
そこには「こうしたい」の主張があったりします。


興味を持った「もの」を触りたいと思い、
触らせてあげるとさらに関心が高まり、
それを離さなくなる。

でもそれを戻してほしいとき、無理やり取り上げると、
一気に泣き出します。

ひどいと、叫びながら。




それは、
赤ちゃんの「関心」というエネルギーが向いてる方向の矢印を、
無理やり奪って、
そのエネルギーが向かっている方向を遮断してしまった

ということ。


分かります?


だから、赤ちゃんや子どものあつかいがうまいひとは、
そのエネルギーの向く方向を強制終了せずに、

エネルギーの先端にある矢印をほかのものへ上手に移行させて、
(関心をほかへ移して)
赤ちゃんの手にあるものを取り戻すことができる



まさに、平和的な解決。


これも、スムーズにいけば、
高速道路を走る車がスムーズに車線変更して追い越すように、
速度を落とさずに自然な流れのまま移動していくことができますね。


自然な流れでないと、強制的に動かすことでしか対応できなくなる。



エネルギーは、誰にでも見えています。


とくに母親が機嫌が悪いときとか、
みんなよく分かるんじゃないでしょうか。


エネルギーは情報そのもの です。


相手のエネルギーをみるように心掛けていくと、
非言語のいろんな情報を取ることが出来るようになります


非言語のいろんな情報を受け取ることができるようになると、
世界が拡がり、視点が上がっていきます



見えない世界を知り、
見えない世界でも生きていくのに必要な能力ともいえると思います。



エネルギーをみる、ということ

これはかなり面白い分野です。

いろいろ分かってきたことなど、またシェアしていけたらと思います。