27週0日
入院して、ちょうど2週間経ちました。
特に大きな変化はなかったのですが、
ここ数日、モニターをつけていると
「赤ちゃんの心拍が何回
か下がります」と言われていました。
臍の緒が巻かれていて、
そういうこともあるそうですが、
おそらく違うとのことでした。
徐々に赤ちゃんの具合が悪くなっている
可能性もある…というかんじでした。
この日も午前中にモニター、
診察をしてもらい、
午後もモニターという
流れでした。
午前の診察の際、医師に
「明日、小児循環器の先生に
もう一度赤ちゃんの心臓を見て
もらいましょう」
「赤ちゃんを産んだあと、
胎盤を検査に出しますか？」と
言われていました。
検査に出すかは
主人と相談します、と
答えました。
午後モニターが終わり、
病院内のカフェに行き、
コーヒーを買いました
久々に病棟から出て、
テンションも上がっていました。
ゆっくり飲めるかな…
と思って、病室のベッドに帰ってきた途端
「〇〇さん、もう一度、
モニターすることに
なりました」
と看護師の方に言われました。
一日に3回モニターをつけたことは、
これまで何回かあったので、
「わかりました！」と言って、
コーヒーを一度棚にしまって、
モニターをつけてもらいました。
何十回もモニターをつけていたので、
赤ちゃんの心拍数が下がることは
見ていてわかりました。
そのときも「あ！下がった」
と感じました。
すると看護師さんが来て、
モニターをつけたまま、
「いつでも帝王切開できるように、
念のため点滴入れておきますね」
と言ったのです
一瞬パニックになりました
思わず「もし帝王切開にならなかった
としても、
点滴入れてても大丈夫なんですか」と
聞いてしまいました。
今思えばおかしな質問でしたが、
少しでもお腹にいてほしかったので、
帝王切開を避けたいという
思いでいっぱいでした。
もうこのとき、
早くて
数時間後、明日には
帝王切開…と
医師や看護師さんは
わかっていたんだなと思います。
あのときの緊張感、
手術に対するどうしようもない不安、
赤ちゃんを助けてという気持ち、
思い出すだけで、涙が出てきます。。
点滴をつけると言われてから10分後、
担当の医師が来ます。
「◯◯さん、
帝王切開で
これから赤ちゃん出してあげましょう」
→続く