あなた、ごめんなさいね。


私はあたなより幾分も年下で


この余は女性のほうが長生きをするといいますのに、


私があなたを看取ると決めていたのに


あなたのお世話を最後までできず


私が先に逝くことになるなんて


本当に、ごめんなさいね。



私はこの言葉を聞いて泣けてきたというより


嗚咽してしまった。


そして何という思いやり深き慈愛に満ちた奥様をお持ちだったんだろうと


また、そのような女性を自分の妻として看取れたその男性の幸いさに


心から拍手を送りたい気持ちになった。


そのような奥様を看取ったご主人様は


死はナッシングだと思っていましたが


死んだ人間と、残された者の間は心で繋がっているんだとわかると


ナッシングだなどとは言えず、つじつまが合わないと感じるのです。



心に迫る何かを感じます。



人間の体の構造やお薬のこと、栄養のことを学ぶにつれ


今の時代はなんという贅沢な世の中なのだろうかと思うのだが


生きてるだけで丸儲けとはよく言ったもので


健康に日々過ごせていることだけでも感謝感激に値するのだと


我、自らに言い聞かせ 私が慕う人、動物、物


そして私を慕ってくれる人、動物、物へ益々の愛情を抱かずにはいられません。