何でも安く抑えようという気持ちも大事ですが
経済を圧迫しないような環境を自分たちで作っていきたいものです。
たとえば服。
1枚500円以下のタンクやキャミ、
または1000円~3000円のワンピなどもよく見かけるようになりました。
でも、
大手ショッピングモールのレビューを見ていると
その内容に愕然とします。
苦情や文句が多いからです。
「安いから仕方がないですね~」
の次に多いのが
「色が画像と違ってた」
というようなもの。
ビックリするのが、
「このデザインにポケットは要らなかったと思います」
などなどのダメだし。
日々の店舗運営の大変さを知っている私は
そのようなレビューを見ると心が痛むときもある。
店舗側は利幅の少ない中、
あれこれ工夫して、写真画像まで用意して(当たり前だけど)
苦情のこないよう予め注意事項を増やす。
安いものを提供して、それをお客様が購入してくださり、
送料を抑えるために運送会社と交渉して
モール側からは送料無料は当たり前と言われ
いくら以上で送料無料とか。。。あれこれやって
レビューに苦情や文句を書かれるだけならまだしも
返品交換対応に追われる・・・
胃の痛くなるのもわかります。
大手企業が挙って中国工場へ移行し
日本の縫製工場は軒並み倒産
若しくは
衰退している現状を嘆きながらも
生活水準の高い日本では安い商品は作れず
また消費者も安いものを求めるのが現状で
小売店はメーカーが小売をするものだから大手には勝てず
工場側は技術面でも発達してきた中国に仕事を持っていかれるという
なんとも悪循環なこの時代。
NYに、某メジャー高級ブランドと同じ工場で作っている
アパレル企業があります。
質もよくお値段も安い。
例のマークがないだけで作っている工場は同じ。
私がそちらの商材を仕入れさせて頂いたとき、
その商品はお目の高いお客様たちの足を止め
一気に完売したことがありました。
ま、モノの割りに安かったという理由ですが。
日本でもこういう企業は多く、
例えば109に入ったアパレルブランドと同じ工場で作っているということを売りに
バイヤーたちの心をくすぐるメーカサイドの営業マンを何人も知っています。
こういったことからもコピー品や余剰品が出回るのも致し方ないことなのだとわかりますし、
OEMでパターンやデザインを共有しやすくなったり
SNSサイトで個人が取引されているブランド品のトラブルなどが増えているケースも想像がつきます。
ああ、そうそう
某大手SNSサイトでの個人アパレル商材の取引には本当に驚かされます。
109に出店している各メーカーのブランドがめちゃめちゃ安値で取引されており
しかも、韓国人や中国人が「工場から直なので安いです!卸します」と宣伝。
そこにむらがる日本の個人事業主たち。
その服ができるまでに
どれほどの人が関わったか
頑張って作った人のことなんて
一度も考えたことがない輩が多すぎる。
円高に一喜一憂し余暇を海外で過ごすこと
安いというだけで輸入物を消費する道を選んだ私たちに
今、「食の安全」という議題が投げかけられていますが
これは何も食物だけに限ったことではありません。
機械機器然り、アパレル全般・衣類然り、ベビー用品・おむつ然り
あらゆる物を海外からの輸入に頼ってきました。
今回はそんな現実の中、
私の日常で私の感じる私の拙い疑問を記したいと思います。
・大手ショッピングモール通販での消費者目線
送料を安く抑えたい
定価から50%の値下げでも安いと感じない
大きく分けてこの2つで感じたこと
電車や車、新幹線、あるいは飛行機に乗って買いに行くより
宅配便500円~1000円で商品保証が付いて玄関先まで届けてくれるということの素晴らしさに気づいていないのだろうか。
送料を安く、或いは無料で商品を買いたいという気持ちは分かる
でも、
宅配便の配達員だって生活はあるわけですしネ。
1枚数百円で売られている女性モノのトップスも多く見かけますが
型作って布切って縫って洗って乾かしてみてというたくさんの工程や
人の手がかかっているものを数百円で買えるわけがなく・・・
なんだかおかしなグチになりましたが
誰かが得をするということは
誰かが腹を痛めているということでもあり
自分さえ特をすればラッキー♪って
なんか、違うと思う。
得をして浮いたお金をまたそのお店に落としてあげるとか
お金をうまく回していけたら少しは経済も回復・発展するんじゃないかな。