「断食」は科学的にも良い

 

 

断食をしても「宿便」への期待は無駄ですよ!とは言ったものの

「減量」や「アンチエイジング」には効果の実証されている食事法になります。

 

1日3食というのが一般的に多くなり、断食と聞くと変な習慣だと思う人が多いかと思いますが

じゃあ、なぜ3食じゃないとダメなんでしょうか?笑

そんなことを言う私も最初は断食にかなりの偏見を持っていたのですが

今では科学的に良いことが証明されているんですね!

 

 

その効果を今日は紹介していきましょう!

(今回の断食は、全く食べないものとは違って16時間は食事の間隔を空けるものとします)

 

減量の効果が高い!

 

ダイエット効果はカロリー制限とほぼ変わらないと言われています。

しかも、カロリー制限を行うよりも食欲の増加を抑えられるので、食事制限に自信がない人ほどおすすめできます。

 

長生き効果もあるかも!

これは動物実験のデータになりますが約30%寿命が伸びることが言われています。

 

 

血液の状態が良くなる

2014年に出たレビュー論文(3)によれば、「プチ断食で中性脂肪が低下・LDLコレステロールも減少・血糖値も低下」

つまり、「血液がドロドロになる」「血管が詰まる」と言うリスクを回避してくれるらしい。

これに近いデータはヒトでも確認されています。

さらに脂質の状態をよくし、太りぎみな女性の心疾患リスクを下げたって話もあります。

 

 

免疫が上がる

2014年のマウス実験で「免疫が上がり、感染に強くなる」ことが分かっています。

 

 

その他にも動物実験のものが多いが、こんな結果が見られています。

 

「発癌リスクをあげるIGF-1が減った」「炎症とインスリン抵抗性が改善」「神経系の炎症をやわらげる」「消化器官の調整を行うホルモンが出ることで下痢や腹痛に効果がある」「緊張感や怒りの感情が減り、活力に関しては上がった」「睡眠の質が上がる」「肌のコラーゲン量が増えて、保湿機能が上がり美肌になる」

 

もう少し人間を対象にしたデータが増えてきたとしても、良い効果は期待できそうな気がしますね!

 

 

 

脂肪が燃焼モードに入るのは、食事から12時間後だと言います。

しかし、一日3食であれば12時間立つ前に次の食事になってしまいます。

意識的に食事の「時間」を制限する、間隔を空けることが非常に重要になってきます。

食べたい時にすぐに食べてしまうことが一番良くないですね。さらに食事報酬の高い食べ物に飛びついてしまうことが一番よろしくないかなと思います。