大乗仏教 | 水無昭善 オフィシャルブログ powered by Ameba

大乗仏教

上座部仏教(小乗仏教/南伝仏教)の「出家して厳しい修行に耐えた者だけが悟りを得て成仏できる」、という考え方に対し、では、出家もできないし、本格的修行なんて無理という、世の中の殆どの人たちは救われないのかという疑問が当然のように出てくるわね。

仏教とはこの世の全てを救うのが理想ということで、仏典を一般の人たちにも広めて仏教を信じる者全てが救われるように。彼岸に渡る舟には大勢乗れるべきという考え方で、大乗仏教(北伝仏教)という形ができたの。

信者も多ければ仏典も多い、仏様だって大勢いらっしゃるわ。

大乗仏教でいう仏陀は大勢いらっしゃって、お釈迦さまもその一人と考えられているの。

だから、皆さんもよく知っている阿弥陀如来や薬師如来、観音菩薩や大日如来、不動明王、などなどの仏様が大乗仏教にはたくさんいらっしゃるの。

インドからチベット、中国、朝鮮半島を経て日本に伝わり拡まったのは大乗仏教なの。