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（相棒の「しょうごくん」と）
「子どもの進路に悩むお母さんのための」
キャリアコンサルタント・コーチ
「仕事と介護の両立に悩む人のための」
キャリアコンサルタント・コーチ
中村恵（けい）です♪
今日はとーっても寒い一日でした。
とはいえ、今日は
積雪がなかったので、
とりあえず一安心。
さて、毎日楽しみに見ている
NHK朝の連ドラ
「舞いあがれ！」
主人公の舞ちゃんが、
亡き父の夢だった
航空機の部品のネジを作る仕事を
皆を説得の上、
引き受ける
という展開でした。
（見ていない人
ごめんなさい🙇）
志半ばで命が途絶えた父にかわって
娘がその意思を引き継いでいく…
ドラマを見ていて、
熱いものがこみ上げてきました。
「お父さんはどうだったんだろう…」
そんな想いに駆られていました。
父の想いと葛藤
戦前生まれの父は、
高度経済成長期に
モーレツサラリーマンでした。
仕事が生きがいで、
いずれは海外勤務も夢見る
出世頭だったそうです。
そんな中、母親の認知症が現れ、
いろんな事情があり、
介護離職をすることに。
仕事人間だった父のその選択は
断腸の思いだったと思います。
他に選択肢はなかったのか…
今のように、
認知症が周知されていない
世の中でした。
介護保険ももちろんなく、
施設も少ない。
相談できるところもない…
そもそも
「認知症」という言葉もなく
当時は「痴呆老人」と
呼ばれていたんです。
（失礼な呼称だと思いますが）
家族も対応策がわからず、
途方に暮れていましたね。
結局、父は、祖母のことを
最後まで看切って、
看取りました。
本当にあっぱれで、
尊敬します。
が、仕事がいきがいだった父にとって、
介護離職という選択は、
あまりにも代償が大きすぎました。
最後まで、仕事を手放したことを
悔やみ続けた余生でした。
私にできること
６年前に亡くなった父には
もっとしてあげたいことが
あったけど、
結局「親孝行したいときには親はなし」
でしたね。
キャリアコンサルタントを目指した理由の一つが
父の存在です。
あの当時、キャリコンがいて、
相談できたなら、
もしかしたら父は
介護離職しなくてすんだのかもしれない…
そんな想いが心の根底にあります。
父のように介護離職して
苦しむ人がいなくなるように、
同じような立場の人の
手助けがしたい。
それが、父から受け継いだ、
私のミッションだな！
と、
「舞い上がれ！」
を見ながら感じた次第です。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
