性行動(セックス)で、男と女には違いがあります。

かって、ローマ時代、王様が、「女性の深い性感(エクスタシー)が得られるなら、王位と交換しても良い」と言ったという話があります。

女性のエクスタシーは、そんなに凄いのか。

女でない身には、解るはずもありません。


科学的に解析すると、男と女では、性行動の時の頭の使い方が違うのです。

人間の脳は、波動情報を処理するインサイドブレイン(内脳層)と形象情報を処理するアウトサイドブレイン(外脳層)の二元性を持っています。

内脳層は、マイクを使う音響装置、外脳層は、ビデオ映像を処理する映像装置です。

女性は、波動を処理する内脳層で性行動をするのです。

部屋を暗くします。波動ですから目で見る必要はないからです。声を上げます。波動です。性感は、波動のように波状攻撃で訪れます。波動の特性で、何度でも、性感が発生するのです。波は、幾らでも高くなります。

女性の性感です。波動という時間軸を伝って、エクスタシーに到達しようと目指すのです。


男性は、形象情報という空間情報を処理して、性感を得ようとします。

女性の身体を視覚で捉え、触るのです。形象情報を処理するアウトサイドブレインで空間情報を処理するのです。

男性の性行動は、山登りのようなもので、頂上に到達したら先が無く、射精して、頂上から転落します。転落の時は、登る時に頂上を目指していたときの価値観とは別です。

男が性行動の時は、相手女性は超美人なみのかちですが、エクスタシーに達した後は、丸太ん棒なのです。


愛し合って性行動に励んでいるのですが、性行動というのは、時間軸を伝ってエクスタシーに到達しようとしている女性と、空間軸を伝って、エクスタシーに到達している交差点で交差したに過ぎないのです。同じ布団で寝ていても「同床異夢」です。男と女は会わないのです。合わないのを解っていて、相互理解、思いやりが必要なのです。