木鶏のごとし | オラクルカードリーディングを楽しく学ぼう! カードからの心温まるメッセージを受け取ろう!

こんにちは。

今日のタイトルは
「木鶏」


木鶏(もっけい)とは、
荘子に収められている故事に由来します。
木彫りの鶏のように
全く動じない闘鶏における
最強の状態を指します。




先日、のんびり公園のベンチで
日差しを浴びていたら
ふと昔、お世話になった
先輩を思い出しました。


かつて私が勤めていた会社には
Hさんという先輩がいました。


私とは20歳近く離れていて、
会社でもベテランでした。


直接仕事をやり取りしたことは
なかったのですが、
社内でも古株なので
わからないことがあったら
Hさんに訊け、
そんな感じでした。


とにかくHさんは
物事に動じませんでした。


社長から厳しめのことを
言われようと、
徹夜で仕事をしようと、
クレーム対応しようと、
休まず、いつも穏やかでした。
感謝の言葉も忘れませんでした。

ペーペーの私にも
他の人と分け隔てなく
敬意を持って接してくれました。
(当時の年代の人では珍しく)


会社の飲み会で
Hさんと長年の付き合いのある
社長はHさんの昔のことを
知っているので、
チラホラHさんの昔の
様子を語ってくれました。


「今ではみんなから
一目置かれているけど、
昔は遅刻も多かったし、
アポイントに穴をあけるのも
しょっちゅうだったんだ。

それで周りが右往左往してね。

取引先からクレームが入ったり
仕事を切られたりしたこともあった。

同僚と意見がぶつかって、
相手が会社をやめちゃうこともあった。

お金遣いも荒くて、
借金の取り立てが
会社にも来たんだから。

あのころと比べたら
Hさんは別人だよね」


Hさんは社長の
その話になると
申し訳なさそうに
聞いているのでした。


私は当時のHさんしか
知らないので、
とてもそんな様子を
想像できませんでした。


またその申し訳なさそうに
社長の話を聞くHさんに
対して好感が持てました。


そういえば、
私が仕事でミスをした時、
Hさんが相手の会社の人に
うまく対応していただいて、
助けてもらったことを
思い出しました。



何がそこまでHさんを
成長させたのか
興味が湧きました。


Hさんは
辛いことも、楽しいことも
苦しいことも、悲しいことも
嬉しいことも、
いろいろな経験を経て
物事に動じなくなっていったのかなと
思います。


その姿勢や存在感は
まさに「木鶏」のごとく
でありました。


そういう人になりたいなと
思わせてくれる
Hさんでした。


久しぶりにHさんのことを
思い出しました。



では、本日も素敵な1日を!

 

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