突然ですが


皆さんは相手を心配するとき


大丈夫?


と無意識に言っていませんか?


更に質問。


その時に相手が抱く感情を考えてみたことがありますか?


相手によっては「うるせぇなぁ心配されなくても分かってるわ」とか

あるいは「え、そんなに私ってやばいのかな?」とか


場所や相手やタイミングによって感じ方は様々だと思いますが、助けるつもりで言った言葉が相手を焦らせてしまっていたり、相手がそれまで全く意識してなかった部分を変に意識するようになってしまって本来の力が発揮できなくなってしまうこともあるんじゃないでしょうか。



もっと分かりやすい例で言いますね。


今度はあなたが言われるとしましょう。


あなたは飲食店のホールでアルバイトを始めたばかり。主な業務はキッチンからテーブルまで料理を提供すること。慣れない仕事にあなたは緊張してしまい、お客様のフロアでお皿を落として割ってしまいました。


恐らく、こんな風に思うじゃないでしょうか。


「やっちまったわ。。。」

「最悪だ。。。」

「絶対怒られる。。。」


こんな状況って、今回のケースでは無かったとしてもきっと皆さん類似体験はしたことあるんじゃないでしょうか。


そんなとき、


「大丈夫?」

「どうしたの?」


大半の人はつい、ぽろっと言ってしまうはずです。


何か問題が発生した場合、当事者である本人がいちばん焦っているにも関わらず、そこにより負荷がかかるような発言をしてしまうと、さらに大きな傷になってしまう可能性があります。


そんなとき、こんなふうに言われたら印象が変わってきませんか。


「怪我してない?焦らなくて平気だから、一緒に片付けよう!」や、


あるいは「大丈夫?」と咄嗟に出てしまった場合でも

「大丈夫?まだ慣れてないから緊張するよね、誰でも失敗はあるから気にしなくて平気だよ!」


こっちの方が安心できませんか?


大丈夫という言葉は、便利で使いやすい言葉だからこそ使い方一つでとても相手に伝わる印象が変わる言葉だと、僕は思っています。


さらには、疑問形の「大丈夫?」を使うのではなく、「大丈夫だよ!」と言い切られると、なんだか心が承認された気がしませんか?


とっても簡単に使えるテクニックなので、皆さんも良かったら日常の何気ない会話に意識して取り入れてみてください。


言葉は本当に些細な部分を変えるだけで相手に伝わる印象がだいぶ変わると言うこと。


男だったら男らしく、「〇〇ちゃんなら大丈夫だよ!」と言ってあげる器量の大きさ、優しさを持つことも大切なんじゃないかなと思います。