第2回は、本格的な落語会を模倣して、
(と言うか、笑楽落語としましては
これが本格的な落語会です。)
落語を2題の他、仲入りを入れさせていただきましたが、
そのほかに、訪問落語としての機能を発揮させるため、
間に懇親会を取り入れさせていただきました。
先ず最初に落語を一題聞いていただき、
集まっていただいた皆様方に楽しんでいただけるよう
生の声を落語の本編から離れて楽しんでいただけるように、
まずお集まりいただきました皆様の自己紹介から始まり、
そのあと自由なお噺を…、
この場合の“お噺”は、“お話し”の方がいいですね!
あとはフリートークです。
ここではあえて話しの筋書きを考えませんでした。
①集まってきた皆様が、
それぞれめいめいお好きに話しをしていただくもよし、
②笑楽の枕話と違う[四方山話]を聴いていただくもよし、
③流れによっては、座談会形式もよし、
としていましたので、今回は①と②になりました。
と言っても、①の方もお耳は少し
笑楽の話の方に傾けていただいていました。
で、本編であります落語ですが、今回の御題の方は、
『桃太郎』と『動物園』の2題を用意させていただきました。
桃太郎は前回第1回訪問寄席で取材させていただきました
愛知県犬山市にある『桃太郎神社』でのお話を交えながら
構成した笑楽版『桃太郎』です。
ちなみに、桃太郎の伝説が伝えられている場所ですが、
一般的に岡山県が代表的なものとなっていますが、
他に、愛知県犬山市、香川県高松市、岩手県、新潟県、
鹿児島県、沖縄県の他、数多の地域に伝説があります。
そのすべてを取材できませんが、
そのうち岡山県、愛知県には行かせてもらいました。
次は『動物園』です。このネタを笑楽が聞いたのは
上方演芸資料館「ワッハ上方」にて、
「桂こごろう」さんが演じられていた時です。
「ワッハ上方」と言えば、現・大阪府知事である橋下徹氏が、
府としての公的存続を廃止し民間に移管する話がありましたが、
結局そのままの形で存続されたと言う場所です。
この『動物園』のネタも、笑楽が何回か手がけているネタです。
笑楽落語はその時々に応じてタイムリーな話題を織り交ぜて
お話させていただきますので、同じネタでも毎回違った趣向を凝らしています。
話しを掘り下げ、もっと具体的な内容を書いてみたいですが、
全部書くと、なんかダラダラになりなので今回は割愛します。
…で、今回出張訪問寄席を行なわせていただきまして
笑楽落語の醍醐味をますます自分自身で味わえるようになりました。
人を心から楽しみ笑わせると言うことは、
まず、自分自身を笑わせてからはじまります。
無粋な世の中にあってひと時の笑い
それは楽しみが愉しみになり、
人をも自分をも癒されて行くスキルとなればこの笑楽、
世の中に生かされている甲斐があると言うものでございます。
今後も出張訪問落語を色々な形で続けられるように
頑張って生きたいと思いますので、
一笑懸命のお喋りにお付き合いのほど、
よろしくお願い申し上げ奉ります。
なお、第2回出張訪問寄席のレポートとして
寄席会場となりました訪問先であります会場の方のブログ
チワワのちくわと申します=^ェ^= さんと、訪問先に
ブロガーのお一人として参加されました
wanままで~す さんのレポートもありますので、
そちらの方もよろしくお願いします。