先日5日(月)の繁昌亭での高座〔好職五人男〕の感想ですが、


あれから、4日も経ってしまって、記憶が薄れ掛けています。


本来ならばお一人お一人に対してのそれなりのコメントを


書かせていただきたかったのですが、


なかなか…、そこまでたどり着きません。


そこで、今回のブログ記事で、思い出したことを


少しだけ記事にして見ようと思います。



まず、「時うどん」を演じられた桂三四郎さん。


桂三枝師匠の弟子として活躍されています。


枕では、兄弟子がたくさんいることで、


その兄弟子や、弟弟子の話題で盛り上げておられました。


本編の「時うどん」ですが、


名前が持つ響きである「姿三四郎」のイメージから


これがなかなか、実にさわやかな高座を


聞かせていただきました。


言葉における“柔の道を制する”みたいですね!



次に、「ご先祖様」の桂春蝶さん。


実父であり、師匠である、先代・桂春蝶さん自体が


すでにご先祖様となっておられますが、


当代の春蝶さんと言えば…、


以前、上方演芸ホールで演じられていた「天災」のネタが


頭にいい意味でこびりついてれられないのですが、


今回の「ご先祖様」もとてもいいネタでした。



次は、「宿替え」の林家染二さん、


とても、愛想のいいお父さんと言う感じでした。


最近、お父さんと言えば、お母さんと一緒に学生服を着て、


定食屋で二人仲良くパフェを食べていると言う


白い犬張りのCMがありますが、


あのお父さんとはちょっと違いますね?


あのお父さんも実はハニカミおとうで、


愛嬌タップリなのですが…!



中入り後、席亭と言うか、今回の音頭とりである


笑福亭銀瓶さん。


まくらでは、銀瓶さんが登場するや否や


「あんたの顔見たかったんや」だったかな?


大体そのような野次(…ではないですね?)


熱烈なファンの一言から入られ、


本日の大トリである米團治師匠への思いを話されたのですが


これが後ほど災いになるとは…?


本編の「ちはやふる」を聞かせてもらうのは2回目です。


しかし2回目でストーリーが」わかっていても面白い


大変よかったです。



そして、本日の大トリを努められます、桂米團治師匠の登場…!!


かくも盛大にご登場と思いきやその直前に…、


会場の客席では10人様ご一行がこぞって御退席になられ


米團治師匠が一言!


「銀瓶! あそこの10人さん帰りはったんか?」


おまえわたしのことええように言うてたけど、あの客帰らせたんか?


今まで兄弟子(=ざこば師匠等)に試練を与えもろたことあるけど、


今度は後輩か?」


とまで言われておりましたが、


そんな事はお構いなしに、そこはもはや大御所の域に達せられた


米團治師匠の高座はやはり胸を打つ一番でした。



と、大急ぎでかいつまんで記事にしてみましたが、


本当はもっともっと書きたいところなのです。


しかし、時間が経っているのと、


次に書かなければならない記事も控えていますので、


今回はこれにて終了!と言う事にさせていただきます。


笑楽!一生懸命のお喋りにお付き合いいただきまして


誠にありがとうございました。


では、これにて、失礼いたします。