枕は、『学校落語』でした。
これは桂雀々さんのCDにも収められているネタでしたが、
割りとテンポよく枕を振られていましたので、よかったです。
本編でも若さを全面に押した喬介さんの
リズムと明るさが映えてよかったです。
話しの筋道は…、
男ばっかりが集まったら大体相も変わらず
飲む話が出てきますが、この話しも
ご多分にもれず全体が飲む話しです。
飲むと言えば一番につきものがアテです。
何を肴に飲むのかです。
大体落語に出てくる人間は金を持っていません。
貧乏ばっかりの連中の集まりです。
そこで、言いだしっぺの一人が
「酒はわいが都合するよってに、みなでなんぞ
ええアテを持ち寄って飲もやないか」と言う話になりました。
そこで、めいめいが色々持ち寄ってきたのですが…!
大体、落語に出てくる人間はアホばかりです。
喬介さんの若さと明るさが元気いっぱいのアホを
気持ちよく引き立たせておられました。