第七回かこがわ寺家町亭は、好評のうち幕を閉じました。(と言っても会場は古民家の二階和室でまくそのものはありませんが…)

昨日のブログにも書いた通り、本日の高座は“かこがわ寺家町亭”の看板である笑福亭銀瓶さんが『繁昌亭大賞』を受賞したあと直後の御披露目となりますので、高座の後にはちょっとしたセレモニーがありました。

お噺の方ですが、高座の形式はいつもの通り、若手の噺家さんが前座をつとめ、看板の銀瓶さんが中入りを挟んで二題かけられました。
演目の方は、(敬称略)
桂福丸『狸賽』
笑福亭銀瓶『豊竹屋』
     『お忘れもの承り所』
でした。
ところで福丸さんの学歴ですが、なんと、灘高校卒業後、京都大学卒の高学歴芸人さんでした。
噺の方もテンポよく、きれがいいさわやかな仕上がりでした。最近は高学歴芸人さんが多くなりましたねビックリマーク
さて、看板の銀瓶さんですが、『繁昌亭大賞』を受賞する直前にあったエピソードを交えながら、音玉古典落語を披露されたあと、現代落語のあたらしい創作落語のジャンルを打ち建てられた上方落語協会会長である桂三枝師匠の作品を、本日の高座にかけられました。
やはり、現代落語にはタイムリーなトピックスを織り交ぜながらの展開でしたので、大ウケでした。

高座がおわった後に、手作りのくす玉と花束が銀瓶さんに贈られました。

噺家ぶろぐ 福々亭笑楽  “一席おつきあい願います!”+愛犬チー太のワンだふる日記-200912131630001.jpg

写真は銀瓶さんとホッターズのオーナー小林さんです。
銀瓶さん!大賞おめでとうございました。