劇場は、ワーナーマイカルシネマズ加古川でした。


【劔岳】とは、富山県上市町と立山町にまたがる山で、

日本百名山の1つである。


【点の記】とは、三角点設定の記録である。

三角点とは、地図を測量する過程において指標となるものであるが

詳細は省略する。点の記では、その建設の年月日及び人名の他

その三角点にいたる道順や人夫賃、

宿泊設備、飲料水等々の記録を収録したものである。


映画では史実を基に作られた小説

(新田次郎著 「劔岳〈点の記〉」 文藝春秋刊)をもとに作られた

日本地図完成のために命を賭けた男たちの記録(トゥルーストーリー)です。



映画のハイライトに誰かが行かねば道はできない。とありますが、

主人公「柴崎芳太郎」が時折挫折しかかった時に思う

“自分は一体何のため命がけになっているのだろう?”と言う疑問に、

先輩からの手紙が贈られてきました。


「人が胴評価しようとも、何をしたかではなく、

何のためにそれをしたかが大事です。

悔いなくやり遂げることが大切だと思います。」

それを見た柴崎が、思いました。

地図を作ると言う事は、その位置が日本のどこに当たるのかを

判明させることだ。すなわち人にたとえると

ちっぽけな人間の寿命の中で、

自分が生きてきた証を立てることだと思いました。


それを思わせたのが修験行者のある言葉からでした。


この記事は長くなるのでいったんここで中断し、

続きは後ほどUPします。