登場人物
ファスト(17)♂
ジズ(14)♀
マキス(18)♂
ジャック(25)♂
登場人物の詳細
http://ameblo.jp/shown10/entry-12264677812.html

ライラ・ベルン・ミリアシア(17)
錬成院創立に貢献したミリアシアをの末裔
気品漂うその立ち振る舞いは彼女がまだ少女だということを忘れさせてしまう
その美貌、才知、剣技から彼女を慕う者は多い
武器 サーベル

設定資料集

注意事項


配役
ファスト:♂
ジズ:♀
マキス:♂
ジャック:♂
ライラ:♀
男1、2、3、4:♂
ナレーション:不問
_________

ナレ:果ての先 ~memories~ 第2話
  宣誓、そしてユリの花


ジャ:今・・・一体何したんだ?

ジズ:全然見えなかった・・・

マキ:あぁ、気付いたらジャックのハンマーは
  宙を舞っていた、そのことにジャックも
  最初は気付いていなかった

ファ:俺の故郷は辺鄙な村だからな
  普段の食料とかは狩りをしてるんだ
  そんな生活続けてたらこうなった

ジズ:いやいや、そんな生活してても
  あんなの身に付かないよ(汗)

ジャ:ハッハッハッ!!
  こりゃたまげたなぁ!
  こんな奴初めて見たぜ!

男1:あぁ、確かに。お前みたいな
  ずば抜けた奴は見たことねぇな!

マキ:これで二人共推薦してもらえますかね?

ジャ:あぁ、問題ねぇ!
  それにそっちの兄ちゃんは気に入った!
  これからお前さんがどんな錬士に
  なっていくのか楽しみだ!

ジズ:随分気に入られちゃったね、ファスト!

ファ:ま、悪いヤツじゃなさそうだし
  いいんじゃないか?

ジャ:改めて、俺はジャック!
  ジャック・タルトナだ、よろしくな!

ファ:俺はファスト!
  ファスト・アルス、よろしくジャック!

ジズ:ジズ・マクスウェルだよ!よろしくね!

マキ:それじゃあ早速南支部まで行こうか

ナレ:ジャックとの闘いに勝利し
  見事推薦してもらえることになった
  ファストとジズ、
  ジャックの後を追って、
  いよいよ念願の錬士となる為
  南支部へと向かう

ファ:これから支部に行ってどうするんだ?
  そっから本部に行くとか?

ジャ:いや、錬成院への登録は
  なにも本部じゃないと出来ないわけじゃない
  東西南北にある各支部でも登録は出来る

ファ:・・・あれぇー?
  どっかの誰かさんは
  本部に行くとか言ってませんでしたっけ?
  んん?ジィーズゥー?

ジズ:な、ななな何のことかな・・・?

ジャM:ものすごく目が泳いでる・・・

マキ:ハハハ!別に帝都に住んでいても
  錬成院に関して知識がある人は
  あまりいないよ
  錬成院内の居住地区に住んでいる人で
  漸く少しだけ知っているくらいだよ

ジズ:そ、そうだよ!
  ボクは錬成院の外側に住んでたんだから
  知識としてはそのくらいしかないんだ!

ファ:威張って言えたことか!このチビ!

ジズ:またチビって言ったなぁ!!!

ファ:チビにチビと言って何が悪い!!

ジズ:うるさい!!あんぽんたん!!

マキ:仲良いね、二人共

ジャ:だな

ジズ:仲良くなんか!!

ファ:ない!!

ジズ:ぐぬぬ!

ファ:んぐぐ!

ジズ:ふんっだ!

ファ:ふんっ!

ジャ:ほら、さっさと行くぞー

ナレ:話をしながら4人は歩いていく
  すると、漸く南支部が見えてきた

ジャ:ちょっとここで待ってろよ
  話つけてくるからよ

ファ:登録って何か特別なこともするのか?
  紙に書いて終わりとかじゃないのか?

マキ:もちろん、登録用紙も書くけど
  それ以上に必要なのが宣誓だよ

ジズ:宣誓?

マキ:あぁ、錬成院は歴史ある自治組織だ
  そこに入るということは大きな責任が伴う
  その責任を負うこと、錬成院や錬士という
  その名に恥じぬ働きを誓うということだよ

ファ:具体的には何を言うんだ?

マキ:えーっと、確か・・・
  開闢の剣佩く、御旗の下に
  我、権勢を求め争乱に生を欲し
  大功を成し遂げんことを
  錬成の丘より賜りし真なる力、
  異のモノを祓わん
  我、堅強の盾となり
  烈刃の猛き矛たらんことを
  古の法に従い、ここに誓う
  だったかな?

ファ:結構長いんだな・・・

マキ:そりゃあ宣誓だからね!

ジズ:覚えられるかな・・・不安だよ

ジャ:おーい!待たせたな!
  中で制服に着替えて案内に従ってくれ
  話はつけてきたからよ

ジズ:うん、ありがとう!ジャック!

ジャ:終わったら住むとこ案内してやっからよ
  そんじゃ、行ってこい!

ファ:あぁ、行ってくる!

男2:お前らが登録をしたいという者達か?

ファ:あぁ、そうだ
  何をすればいい?

男2:この用紙に記入をしてくれ
  それから更衣室で制服に着替えて
  祭壇の間の前まで行け
  更衣室はそこの廊下の突き当たりだ

ジズ:わかりましたー

ナレ:案内した男の指示に従い
  支部の廊下を歩く二人

ファ:更衣室、更衣室・・・
  ここか・・・ん?どうしたんだ?ジズ?

ジズ:・・・い、いや!なんでもない!
  それよりファスト!先に着替えてきてよ!
  ボクは先にこの用紙書いちゃうからさ!
  ほら!渡された羽ペンとインク
  1セットしかないからさ!

ファ:ん?あ、あぁ、そうか?
  じゃあ、お言葉に甘えて
  先に着替えてくるわ

ジズ:・・・ホッ・・・

ナレ:数分後・・・

ファ:お待たせ

ジズ:うわぁ!似合ってるじゃん!ファスト!
  スゴくカッコイイよ!!

ファ:あ、ありがとうなんか照れるな(汗)
  じゃあ、次ペンとインク貸してくれ

ジズ:はい、コレだよ
  じゃあ、ボク着替えてくるね!

ファ:オーケー、待ってるぜ

ジズ:・・・覗かないでよ?

ファ:誰が覗くか!

ナレ:ファストが支部のエントランスにある
  カウンターで用紙に記入していると
  更衣室からこちらに向かって
  歩く音が聞こえてきた

ファM:ん?ジズの奴、もう着替えたのか?

ナレ:ファストが振り返ると・・・

ファ:・・・・・・っ!!!

ナレ:刹那、ファストは言葉を失ってしまった
  目に写った人物はジズではなく、
  見たこともない程美しい少女だった
  その少女はファストの視線に気付き

ライ:こんにちわ!

ファ:・・・こ、こんにちわ・・・

ナレ:彼女はそれだけ言い残し
  その場から去った

ジズ:お待たせ!ごめんごめん!
  ちょっと着替えに手間取っ・・・ちゃっ・・・て?

ファ:・・・・・・(ぼー)

ジズ:もしもーし?ファストさーん?
  無視ですかー?虫ですかー?
  いくらボクが小さいからって
  それはないんじゃないですかー?

ファ:・・・・・・(ぼー)

ジズ:・・・ぐぬぬ・・・!無視すんなー!
  バカファストー!!

ファ:ぐへぇっ!!

ナレ:ジズ怒りのアッパーカットが
  ファストの顎に見事クリーンヒットした

ジズ:ふんっ!

ファ:悪かったって・・・痛た・・・
  そこまで怒る必要あるか?

ジズ:別に怒ってないし

ファ:・・・(ため息)

男3:む?来たようだな、
  早速だがこれから宣誓をしてもらう

ファ:あ、君はさっきの・・・

ライ:あら?あなたはさっきエントランスで
  あなた方も今日登録されるのですか?

ジズ:あれ?ファストの知り合い?

ファ:知り合いというか・・・
  さっきお前を待っていたら偶然な

男3:話はそれくらいにしてもらおうか
  中に別の者がいる
  扉が空いたらそこまで歩け

ライ:それでは行きましょうか!

ナレ:重厚な扉が開き、3人は祭壇の間へ入る

男4:来たか・・・さぁ、こちらまで来なさい

(少々間を空けて)

男4:では、宣誓と己が名を・・・

ライ:開闢の剣佩く、御旗の下に
  我、権勢を求め争乱に生を欲し
  大功を成し遂げんことを!

ジズ:錬成の丘より賜りし真なる力、
  異のモノを祓わん!

ファ:我、堅強の盾となり
  烈刃の猛き矛たらんことを
  古の法に従い、ここに誓う

ライ:ライラ・ベルン・ミリアシア!

ジズ:ジズ・マクスウェル!

ファ:ファスト・アルス!

男4:ようこそ、ペンドゥラウス帝国錬成院へ
  ではまず、これを貴君らに与える

ファ:これは?

男4:貴君らのランクを表すプレートと
  順位が書かれたカードだ
  順位は書類が提出された順番となっている
  先ずは、一番下の順位からとなる
  順位に応じたランクによって
  プレートの種類も変わってくる

ジズ:プレートはランクが上がる度に
  交換しなければならないのですか?

男4:いや、そういうわけでもない
  ランク戦が行われ自分よりランクが
  上の者に勝利した場合、
  その者とプレートを交換してもらう
  カードに関しては特別でな
  わざわざ自分達で書かずとも
  勝敗に応じて順位が
  自動で書き変わるようになっている
  これは修練に関しても同じだ
  因みに不正は出来ないからな

ファ:なるほど・・・

男4:他に質問は?

ジズ:順位とランクの違いは何ですか?

男4:順位は約20万人いる錬士、
  一人ひとりに与えられる数字の順位だ
  一方、ランクは順位を大まかに区切り
  グループ化していると言えばいいだろうか
  軍の階級みたいなものだ
  下はコッパープレートから
  上はアダマンタイトプレートまである

ファ:もしかして
  アダマンタイトプレートを持ってるのは・・・

男4:あぁ、五剣様だ
  正式には五剣錬成騎士という
  他に質問はあるか?

ジズ:ないです!

ライ:私もありません

ファ:俺も特にない

男4:それでは、これからは
  己の鍛錬、日々の修練を欠かさず
  常に上を目指すよう努力せよ
  ・・・では、私はこれで失礼する

ジズ:ようやく終わったね
  これでボクも錬士になったんだ

ファ:あぁ、そうだな

ライ:ファストさん!ジズさん!
  私はお先に失礼しますね!

ファ:・・・あ、あぁ・・・

ライ:これからよろしくお願いしますね!
  私達、同期でライバルですね!
  負けませんよ?


to be continue...