登場人物
ファスト(17)♂
ジズ(14)♂
マキス(18)♂
ジャック(25)♂
登場人物詳細

設定資料集

http://ameblo.jp/shown10/entry-12264438189.html


注意事項

http://ameblo.jp/shown10/entry-12265163102.html


配役

ファスト:♂

ジズ:♀

マキス:♂

ジャック:♂

男1、2:♂

ナレーション:不問

___________


ナレ:果ての先 ~memories~ 第3話

  悩み、そして安息の地


ナレ:ライラに別れを告げ、支部を後にする

  ファストとジズ。

  マキスとジャックの所へと向かう


ジャ:よぉ、終わったか?


マキ:ちゃんと宣誓は言えた?


ジズ:うん!ちゃんと言えたよ!


ファ:一先ず、これで大丈夫だな・・・

  なぁマキス、一つ聞きたいことがあるんだが


マキ:なんだい?なんでも聞いておくれ


ファ:ライラ・ベルン・ミリアシア

  って知ってるか?

  どこぞのお嬢様っぽいやつなんだが・・・


マキ:あぁ、ライラ嬢か

  彼女は、錬士になる前から有名人だよ


ジズ:一体、どんな人なの?

  スゴく綺麗な人だったけど・・・


ジャ:まぁ、それは歩きながらでも話そうや

  居住地区に案内してやるよ


マキ:あぁ、そうしようか!


(少々間を空けて)


マキ:ライラ嬢のことだけど・・・

  彼女は錬成院の創立に貢献した

  ミリアシア家の末裔で元は大貴族の家系だよ


ファ:・・・元は・・・?


マキ:あぁ、実はミリアシア家は

  かなり前に没落してしまってね

  今ではかなりその地位と権力を失ってしまった

  それでも、ミリアシア家は帝国民から

  かなり慕われててね

  今でも並の貴族くらいには暮らしてるらしいよ

  それに錬士になる前から彼女に付き従う

  親衛隊のような人達が錬士にいるようだしね


ジズ:でも、そんなお嬢様がなんで錬士に?


マキ:これは推測でしかないけど

  元々、ミリアシア家は錬士を輩出するような

  剣技に秀でた家系ではなくてね

  力がモノを言うようになってしまった

  現代の社会体制には追いつけなかったんだ


ファ:だから衰退し、没落してしまった・・・


マキ:そう、彼女は恐らく

  この力がモノを言う世界で

  五剣となり権力を手に入れようとしている

  そして、没落してしまった一族の再興を

  目指してるんじゃないかな?

  彼女はミリアシア家史上、最高の天才だと

  言われているらしいからね


ジャ:お嬢様が一族の為にねぇ・・・

  本当にこの世の中は力が全て

  そんなお嬢様でも

  闘わなければならないなんてな・・・


マキ:欲するならば力を得よなんて言うけど

  簡単に言えば弱肉強食だよ・・・


ジズ:なんか・・・可哀想だね・・・

  ライラさん・・・


ファ:でも、それは彼女自身で決めたことだ

  俺らがどうこう言っていいもんじゃない


ジャ:まぁ、他人の事でそんな落ち込んでも

  なにも始まらないだろ?

  ほら、居住地区に着くぞ!


ナレ:居住地区の広場に着いた四人

  広場はたくさんの人々で埋め尽くされていた


ファ:随分広いんだな、この居住地区ってのは


ジャ:あぁ、この南支部は各支部の中でも

  一番錬士が多いからな

  その分、居住地区もデカイんだ


ジズ:すっごーい!

  宿屋さんがいっぱいあるみたいだね!


ジャ:お前さんたちはあそこのだ


ナレ:ジャックが指さした方向を見ると

  お世辞にも綺麗とは言えない建物が

  建っていた


ジズ:・・・・・・えぇ・・・あれに住むの・・・?


ファ:俺は野宿よりかはマシだと思うがな


ジズ:そうかもしれないけど・・・


ファ:じゃあ、お前は家から通えばいいじゃんか

  帝都なんだろ?


ジズ:やだよ!錬成院から遠いんだもん!


ファ:じゃあ、文句言うなよ


ジズ:・・・はぁーい・・・


ジャ:まぁ、見た目ほど中は汚くないぜ

  寝心地はバッチリだからよ!

  とりあえず行こうぜ!


ファ:あぁ、行こう


ジズ:えぇー・・・行くのぉー・・・?


マキ:もう観念しときなよ、ほらっ!


ジズ:あっ、あぁっ!押さないでよ!

  マキスゥー!!


(少々間を空けて)


男1:お、ジャックじゃねぇか!

  聞いたぜ!また連敗記録更新だってな!


ジャ:げ、もう広まってるのかよ

  相変わらず早いんだから・・・トホホ・・・


男1:まぁ、今度飯奢ってやるからよ!

  元気出せって!お?そいつらが例の新入りか?


ジャ:あぁ、ついさっき宣誓を

  終わらせてきたところなんだ

  これから宿舎に案内してやろうと思ってな


男1:おぉ、そうか!そりゃ邪魔したな

  そんじゃ、また後でな!


ジャ:あぁ、じゃあな!


マキ:それじゃあ、僕はここで待ってるから

  部屋を見ておいでよ


ナレ:数多く立ち並ぶ建物の中で

  ジャックは一つの宿舎へと入った


男2:おぉ、ジャックじゃないか!

  聞いたよ?また連敗記録更新したんだって?


ジャ:おっちゃんまで・・・勘弁してくれよ!

  それより今日から入った新入りの2人だ


男2:おぉ、そうか

  この2人が新入りの・・・よろしくな

  ワシはこの宿舎の管理人だ


ファ:ファスト・アルスだ、よろしく


ジズ:ジズ・マクスウェルです!よろしくね!


ジャ:おっちゃん!2人の部屋はどこだ?


男2:お前さんらが入れる部屋は・・・・・・っと

  ジャックと同じ部屋じゃな


ジャ:やっぱりか・・・じゃあ、細かいことは

  俺から伝えておくよ!


男2:あぁ、頼んだよ


ジャ:そんじゃ、ファスト、ジズ

  部屋は3階だから、ついてきな


(少し間を空けて)


ジャ:ここが!俺たちの部屋だ!


ファ:まぁ、予想はしてたが


ジズ:相部屋なんだねぇー(泣)


ナレ:ジャックに案内された部屋は

  二段ベッドが四つ置かれた大きな相部屋だった


ジャ:コッパーとアイアンプレートは

  基本的に相部屋だ

  ブロンズプレートから個室の宿舎に住めるぞ

  まぁ、ここのベッドはふかふかだし、

  毎日みんなでどんちゃん騒ぎ出来るし

  楽しいもんだぞ?


ファ:まぁ、悪くないかもな


ジズ:ファスト・・・ボクは一刻も早く

  ブロンズプレートが欲しいよ・・・


ジャ:そうつれないこと言うなって!

  せっかく同じ部屋になったんだ

  仲良くしようぜ!!


ジズ:(小声で)そういう問題じゃないんだよぉ・・・


ファ:なんか言ったか?


ジズ:なんでもなぁい!!


ファ:なんでそんなに怒るんだ?


ジズ:怒ってない!


ジャ:そうだぞ、

  そんなに怒らんでもいいじゃないか


ジズ:怒ってないってばぁ!!


ファ:カルシウム不足か?牛乳でも飲めよ


ジズ:今日はまだ飲んでないけど

  カルシウムはちゃんと摂ってるよ!!


ファ:そんなにカリカリしてっから

  摂ったカルシウムが全部消費されんだよ

  そんなんじゃいつまで経っても

  デカくならないぞ?


ジズ:(イラッ)

  それとこれとは関係ないよっ!!!!

  ファストのバァカァー!!!!!!


ファ:ぐぶぇっ!!



to be continue...