常楽の果を期するは自利なり

苦空の因を済うは利他なり

空しく常楽を願えども得ず

徒に抜苦を計れどもまた難し

必ず當に福智兼ね修し

定慧並べて行じて

及し良く他の苦を済い

自の楽をとるべし