昨日までオーストラリアは春休みであった。

だが、私の仕事でケイタをどこにも連れて行くことができず、最後の週末に5年ぶりに家族でキャンプへ。

ビクトリア州にはたくさんキャンプ場があるが、メルボルンから車で1時間半のところにある、街から一番近いキャンプ場、緑が多くとても綺麗なYarra Valley へ。

携帯電話も通じないキャンプ場では、ケイタは「面白くないー」とはじめはブーブー言っていたが、テントを張ってキャンプファイアーを始めると、イキイキ!

私も、火が消えないように落ちている枝を拾って入れて、空気を送って、火を眺めるというこの単純な作業にはまってしまった。

カンガルーのウンチが落ちていたので、夕暮れには現れるか?と楽しみにしていたが、隣で若者たちがパーティーを始め音楽をガンガン鳴らすので、カンガルーの姿を見ることができなかった。残念。パーティーは朝まで続くとみて、離れたところへ移動。いや〜私らって移動が多い人生やな〜と言いながら。(笑)だが、移動した場所が最高のロケーションであった!禍転じて福となす。

シンプルライフを楽しんだ。

ネイチャーウォーク、読書、たわいもないおしゃべり、そしてケイタはここでもオーストラリアフットボールをキック。

夜は、白米と日本のカレーをキャンプファイヤーで料理して食べた。

外で食べるご飯はなんでこんなに美味しいんやろう?普段少食のケイタも、ご飯5杯分くらいお代わりした。

 

夜はカエルの鳴き声、朝は鳥の鳴き声だけが響き渡る大自然の中で済んだ空気を思いっきり吸って、心も体も癒された。

 

夜中目が覚めて、空を見上げると満天の星と、満月?!

ケイタもJちゃんも起きてきて、あ!流れ星見つけた!としばらく夜空を眺めた。

 

シンプルでお金のほとんどかからない大自然の中でのキャンプは、5星ホテルに泊まるより、いろんな意味で贅沢だ。

 

ホテルは、5星!と言っていた私が、これからキャンプにはまりそうだ。