本日の読書感想文





サピエンス全史

ユヴァル・ノア・ハラリ


あらすじ 


現在、地球上のあらゆる生き物の中で、人類が最も力を持ったのはなぜか。
人類の歴史から、これまでになかった仮説を提唱する。



グッときたポイント 


私たちホモ・サピエンスがどのようにして食物連鎖の頂点に立ち、そして文明を築いたのかを歴史的に解明する本。

この本は長く分厚い。しかし、読みやすく、わかりやすい。

本書の要点は「歴史の道筋は、3つの重要な革命が決めた」だ。

群れをつくる動物は沢山いるが、国レベルの群れを作る動物はそうはいない。

なぜ、人間だけが国を造れたのか。本書の答えは目から鱗だ。

つい最近までサバンナの負け組だった私たちの種が、なぜ生態系に大惨事をおよぼすほどの影響力を持つようになったのか。本書に描かれているのは、スリルにあふれた「物語」でもある。



こんな人におすすめ 


全人類。

2000万部を超える発行部数はダテではなかった。