「南関重賞」
7/3 (水) スパーキングレディーカップ (J-3) 別定 ダ、1600M (川崎競馬場)
※)これは非常に楽しみな対決。実力伯仲の一戦。展開一つの戦いではないだろうか?
「好勝負」内枠からライオットガール⑦、アーテルアストレア⑩
※)実績最右翼のライオットガールは重賞勝の上積みができるかが鍵。成長力はある。
展開次第で面白いのはアーテルアストレア。距離が長かった前走は不覚をとったが、
1800M以下なら再浮上可能だろう。血統的にJ-1のレベルでは微妙もJ-3なら不問。
馬体の成長も感ずるし、脚質的にも勝ちに行けるのは強みである。
「伏兵馬」内枠からボヌールバローズ②、スピーディキック④、キャリックアリード⑧、
ヴィブラフォン⑫
※)ボヌールバローズは名手吉原寛人が騎乗。この人が手綱を取れば何かが起きる予感
がする。そこに期待したい。スピーディキックは南関競馬では牝馬の実績NO.1。但し、
牝馬の日本NO.1ではない。陣営もその名誉を求めて奮闘している様子。この程度の面子
なら負けてはいられないはず。勝ちに出て勝ち切れるかどうかだろう。未知の魅力なら
キャリックアリード。地方競馬では重賞未勝利ながら大崩のない競馬は見所十分だ。
今回は高知競馬の名手赤岡修騎手を配した。初騎乗だが、噛み合えば一発の期待もある。
ヴィブラフォンは地方競馬交流重賞でいきなり結果を出した馬。前走の敗因は不明も、
最長距離での負けなら若干長かったのかもしれない。今回は川崎でのマイル戦であり、
既に勝っている条件でもある。中央競馬の初G1勝ちで勢いに乗る新星菅原明騎手で
新たな航海に出る。ひょっとする雰囲気ではある。
「二着三着馬」内枠からフーリッシュホビー⑤、ミチノアンジュ⑥、ドライゼ⑨、
ミラクルティアラ⑪
※)フーリッシュホビーの魅力は血統だろう。中央競馬では目が出なかったが、南関へ
移籍後は圧倒的な強さを見せている。今回は試金石の一戦だが、本格化した可能性もある。
単勝のへの淡い期待も持ちたい。ミチノアンジュ、ドライゼ、ミラクルティアラの3頭は
未知の魅力を秘めた馬たち。今回はかなり手強い相手なので馬券圏内に食い込めば合格
と考えている。
「迷馬」カラフルキューブ①、スノーパトロール③
「ひとこと」圧倒的な本命馬は不在だが、上質で見所満載なレースを期待できる面子が
揃っている。走破時計を想定したかったが、このところの天候不順でバラツキが目立つ。
なので今回は昨年度末の神奈川記念の勝ち時計を比較の対象としたい。1分43秒0を切れ
るのかに注目している。予想が好勝負、伏兵馬の中で収まればまぁまぁかなと思う。