「南関重賞」

6/26(水) 帝王賞 (J-1)  定量  ダ、2000M (大井競馬場)

※)上々のメンバーが揃った帝王賞。上半期の総決算となる一戦で、果たして勝利する

のはどの馬だろうか?

 

「好勝負」内枠からサヨノネイチャ④、ノットゥルノ⑤、ウィルソンテソーロ⑧

※)サヨノネイチャはここが試金石の一戦。世界に通用する器量なのかどうか、この壁を

乗り越えることができれば世界は広がる。ノットゥルノは勢いに乗る今回が将来性を吟味

する機会。勝機はあるし、宝塚記念の汚名を返上する武豊騎手にとっても士気は高いはず。

ウィルソンテソーロは先ず気配のチェックから入りたい。距離適性が微妙な部分もあるので

川田騎手へ手綱を託した意味は大きい。運が必要だが、勝てば更に成長したと言う事だ。

これら3頭は僅差に犇く。

 

「伏兵馬」内枠からライトウォーリア②、バーデンヴァイラー⑩、キングズソード⑫

※)伏兵の3頭も逆転充分に映る。ライトウォーリアは成長力の有無が鍵。吉原寛人の競馬

IQが武器で人気薄にすると煩い。バーデンヴァイラーの前走は力負けではない。最高馬体重

で二着に踏ん張った前走は特筆すべきでは?今回は同馬も試金石の一戦であり、仮に前走が

本格化なら勝たれても納得だ。キングズソードはマイル戦のかしわ記念を使いリズムを整え

た印象がある。今年の帝王賞は走破時計が読みにくいが、火曜日の最速マイル戦から推計す

ると2000Mでは2分6秒台は可能だろう。高水準なら2分6秒を切るかもしれない。当方的

にはそのような水準で戦って欲しいが、キングズソードはそのレベルに属する実績馬。

パドックは必見である。

 

「二着三着馬」内枠からグランブリッツ①、ディクテオン③、セラフィックコール⑦、

メイショウハリオ⑪

※)グランブリッツは牝馬である事が若干不利かもしれない。単勝にはどうか?ディクテ

オンは安定味に欠ける。武器となる脚質がない点も単勝には遠い感じである。セラフィック

コールはレーン騎手への乗替りが注目すべき所。未だ4才馬なので成長力は秘めていよう。

これら4頭の中では未知の魅力を最も秘めた楽しみな存在。パドックの気配に注視。実績

充分のメイショウハリオは出来次第だろう。展開が鍵になる。

 

「迷馬」トランセンデンス⑥、マースインディ⑨、ヒロイックテイル⑬

 

「ひとこと」好勝負の3頭が強ければこれらで決着しても不思議ではない。但し、伏兵馬の

中にも気配次第では一挙に逆転が可能な馬も潜む。なのでかなり迷うレースである。

 戦前での穴馬としてはバーデンヴァイラー、キングズソードに魅力を感じている。まぁ、

パドックでどのように見えるのか、楽しみに待ちたい。馬券はバラバラに買うつもり。