町の小さな図書館 -6ページ目

町の小さな図書館

ひっそり、こっそり運営中。
主に、小説の感想、絵本の感想、ミュージックの感想を中心に更新しています。

ふらっとお越し下さいませ。

こんにちは。

今日で2ヶ月が経った東北地方太平洋沖地震。

先ほど茨城県北部でも余震があり、まだまだ震災の恐怖が消えません。

被災にあった方々の生活や心情を考えると深く心が痛みます。

被災者の方には心からお見舞いお悔やみ申し上げます。


こんな時、ふとテレビを見ていて思うのは、

「頑張れ!東北の人!」

と応援する声に対する疑問感。

もちろん、応援することは全く悪くはありません。

しかし、一概に、ふと思うこともあります。

東北地方の被災者はもうすでに頑張ってきた。今頑張ってるところ。ということ。

頑張っている人に対して、さらに頑張れと言われたところで私なら逆に辛くなってしまうような気がします。

支援してくれる人、企業、団体の方に、もっと甘えて良いんですよと伝えたくなります。

でも、それができない自分の無力さ。

何かできること。

探すこと。

そこから改めて考えてみよう。


さて、


今日ご紹介したい本は、


 ”ノルウェイの森”



恋愛

精神



青春はこういったことに関心が高くなります。

だれもが一度は考え、悩んだりするものですね。

あまりそういった事を考えていなさそうな人もいると思いますが、だれもが、その人なりに、悩んでいるはずです。

そう考えるとこういっただれもが一度は経験した青春を ”ノルウェイの森” を通して懐かしい気持ちを持って共感できると思います。

こういう目線での青春もいつだかあったなあ、と懐かしくも思わせます。

$町の小さな図書館
写真:木漏れ日を浴びた植物

ノルウェイの森(上)

新品価格
¥1,365から
(2011/5/11 15:18時点)



ノルウェイの森(下)

新品価格
¥1,365から
(2011/5/11 15:19時点)


こんにちは。

春らしい日和がなかなか続きません。

春の天気は変わりやすいと言いますが、早く暖かい日差しのもと読書でもしたいです。

$町の小さな図書館写真:ふら~と釣りへ

今日紹介する本は、

 ”老人と海”

あらすじをちょこっと説明します。


登場人物は3人。

主人公の老漁師サンチャゴ、彼を慕う少年漁師マノーリン、そして老漁師の仕掛けにかかった5.5mのカジキマグロ。

以上の3人。

2人と1匹。



始めはのんびりした老漁師と優しい少年のやりとりだけです。

ハードボイルドと呼ばれる文学には欠かせないくだりですね。

ぱらぱらと読み進めていくと、

老人は独りで漁に出て、丸2日間の格闘の末カジキマグロを釣り上げます。

ここからがこの小説の醍醐味ではないでしょうか。

ハバナへ曳航して帰る際に何匹もの鮫と闘います。

港に着いた時には鮫にすっかり屠られてしまうのですが、少年はさらに老人を尊敬するのです。

中盤以降は一気に読んでしまいました。



一人のストーリー展開、構成、言葉遣いなど不思議とヘミングウェイの息づかいが感じられる程身近に感じられました。

客観的・簡潔的・行動的・感情に流されない・妥協しない、といった老人の姿にきっと少年は心を打たれたのでしょう。

男ならば、というと弊害があるかもしれませんが、仕事をする上で必要な要素ではないかと思います。

強引な結びつけだと思うかも知れませんが、どの仕事にもそれらが求められると思います。

老人と海 (新潮文庫)

新品価格
¥420から
(2011/5/10 18:33時点)


いいものをいいとはっきり言える自信。

時代を超える美しさを見極める目。

そこから紡ぎだされる心地よいライフスタイル。

それには、

新しいとか古いとか、

流行っているとか流行っていないとか、

そんな他人の価値観は必要ありません。

大事なのは「知る」ということ。

そして、知るべきは「本質」だということ。

root。

本質。

根本。

本質とは、無駄を排除したシンプルなところにこそ存在します。


そして、

本質を理解し、

自分なりに消化するには、

それなりの時間を要します。

が、積み重ねられた時間がもたらすものは、

経年変化による新しい価値観。

そして、代えがきかない、

自分にしか豊かな価値を創造すること。

つまりそれは、

「シンプルの先にある豊さ」

を享受すること。

愚直に。ピュアな心と情熱を持って。

大地に根を張る大木のごとく。




この文章は、とある人が私に教えてくれたことです。

この言葉といいますか、教えは私にとってとても感銘を受けた、心に響いたものです。

きっと、かけがえのない一生ものと出会うための珠玉のヒントかなと思う今日この頃です。


$町の小さな図書館
写真:突然現れた綺麗なサンセット
こんにちは。

みなさんいかがおすごしでしょうか?

今日おすすめする本は、

 ”龍馬がゆく”

言わずと知れた司馬遼太郎氏の青春歴史小説ですね。

今日はあえて説明しません。

なぜなら、このブログのスペースだけでは説明しきれない程、偉大な作品であり、私の言葉では伝えきれない程その内容とスケールに至からです。

しかし、それでは私の事は果たしていません。

戯言かもしれませんが私が読んだ、愛読した ”龍馬がゆく” に対する感想をお伝えさせていただきます。


青春歴史小説である ”竜馬がゆく” は ”坂の上の雲” と並んで間違いなく司馬遼太郎氏の代表作です。
この小説を人生の一冊、バイブルとでもいいましょうか、挙げる日本人は多いかと思います。

名を遂げた政治家、経営者が後輩に薦める一冊としても、この作品が選ばれる場合が多いようです。

現ソフトバンク社長 孫正義さんは高校受験中この小説を読み、感銘を受け、高校合格後、単身アメリカへ旅に出たそうです。本人はこれを脱藩だと言ったり言わなかったり。

余談、ソフトバンクの ”=” ロゴは坂本龍馬が日本で初めて立ち上げたカンパニー”亀山社中”(株式会社)のロゴだったようです。

話は戻りまして、

 ”龍馬がゆく” は戦後に生きたたくさんの日本人を魅了し続けました。

司馬遼太郎氏が亡くなって数年になりますが、当時は ”この国のかたち”や”明治という国家” に司馬遼太郎氏の ”思想の完成” を見て、そこに注目する意識が強かったと思います。

時が経ち、司馬遼太郎氏の存在が徐々に身近な関心から離れて行くと、あらためて ”竜馬がゆく” の偉大さ、作品のスケールの巨大な存在感と永遠の生命力を思い知らされます。

この作品が世に出なければ司馬遼太郎氏は国民的作家にはなれなかったのではないでしょうか。 
 
 ”竜馬がゆく” = 司馬遼太郎氏 

私の勝手ながらのイメージですが、

 ”坂の上の雲” ほどにも評価は分かれることはないでしょうが、最後まで司馬遼太郎氏の代表作として日本人に 愛され続けるものだと思います。

長々となってしまい申し訳ございません。

勝手ながらコラムのような綴りが続いてしまいした。


コラム...

良いではないですか!

以後、館長コラムなんてやってみましょう!
$町の小さな図書館
写真:散歩中に出会った一輪の輝き

竜馬がゆく〈1〉 (文春文庫)

新品価格
¥660から
(2011/5/9 16:52時点)


竜馬がゆく〈2〉 (文春文庫)

新品価格
¥660から
(2011/5/9 16:52時点)


竜馬がゆく〈3〉 (文春文庫)

新品価格
¥660から
(2011/5/9 16:53時点)


竜馬がゆく〈4〉 (文春文庫)

新品価格
¥660から
(2011/5/9 16:53時点)


竜馬がゆく〈5〉 (文春文庫)

新品価格
¥660から
(2011/5/9 16:54時点)


竜馬がゆく〈6〉 (文春文庫)

新品価格
¥660から
(2011/5/9 16:54時点)


竜馬がゆく〈7〉 (文春文庫)

新品価格
¥660から
(2011/5/9 16:55時点)


竜馬がゆく〈8〉 (文春文庫)

新品価格
¥660から
(2011/5/9 16:55時点)



みなさんおはようございます。

私の住まいは北海道ですが近頃ぐずついた天気が多く、なんだか滅入る日々が多かったです。

ところが!今日は母の日あっての事か、お天道さんがしっかり顔出しているではないですか!

$町の小さな図書館-写真:散歩中に出会った木漏れ日
写真:散歩中に出会った木漏れ日、本日2回目のアップ

(-:

なんだか日差しが暖かく気持ちがよいです。

こんな日はぼんやり外で本でも読みたいものです。





さあ、

”町の小さな図書館”1発目にオススメする本を紹介します...


 ”アンジュール” 絵本

こちらはまさに「絵本」といえるものではないでしょうか。

白と黒オンリーで、文章はありません。

しかし、たくさんの事が伝わってきます。

捨てられた犬が懸命に飼い主を追いかける姿。

不安、必死さ、孤独といった犬の心理状態が如実によく現れています。

最後に出会った少年の顔が犬の顔に似通っており、出会いにほっと心がやわらぎました。

こちらは大人向けの内容かと思います。

絵だけでこんなに表現できるのだなあと思いました。

大げさかもしれませんが涙が出てきそうにもなります。

素晴らしいです。

読み終わっても頭の中に憧憬が残ります。

正直、この絵本を見て「絵本ってすごいなあ」と思いました。



読まれる人気の絵本は世の中に沢山あると思いますが、これは沢山の人に読んでもらいたいと思える絵本です。



アンジュール:ある犬の物語 ガブリエル・バンサン

アンジュール・ある犬の物語

新品価格
¥1,365から
(2011/5/8 11:31時点)



ガブリエル・バンサン他

セレスティーヌ・アーネストとの出会い

新品価格
¥2,520から
(2011/5/8 11:32時点)


ナビル・ある少年の物語

新品価格
¥2,625から
(2011/5/8 11:32時点)


たまご‐L’OEUF

新品価格
¥1,365から
(2011/5/8 11:32時点)