写真の展示を見るために6年ぶりに都内まで出かけた。
団子坂にある鴎外記念館まで出かけたのだ。
戦災で焼けた住居跡に文京区が鉄筋の建物を作ったので、風情はないが、貴重な資料が並んでいて、時間が経つのを忘れた。
が、それよりも、近くにある朝倉彫塑館には一度も行ったことがないので、折角だからと、谷中銀座を通り抜けて訪ねることにした。
朝倉文夫の住居は戦災を免れたので、昭和9年に建てられた当時の日本建築がそのままの形で残っている。
そして、各部屋を訪ねることが出来るようになっている。
彫刻のことは良く分からないが、古いものの好きなボクは狂喜乱舞の時間になった。
部屋の間取りの一つ一つ、使った用材のひとつひとつ、粋を凝らしていて、畳の上で寝っこりがりたいくらいだった。
中庭には泉水を設えていて、起重機のない時代、どうやって運び込んだんだろうと疑問に思うような巨大な岩が鎮座している。
貝を砕いて混ぜ合わせたという土壁の表面は独特で、いったいどれくらいの資金がかかったのか想像もつかない部屋もあった。
写真撮影は禁じられていたので、ネットから借りてきた写真(中庭が見える廊下)です。
折角都内まで出て来たんだからと、東京から銀座まで歩いたが、様変わりもいいとこで、全く馴染みのない街。特に興味を惹くものもなかったので、早々に帰った。
ブロ友さんに連絡して夕食を一緒にしたかったが、遠慮した。
ボクは内気なのだ(笑)。
日曜日は朝からいい天気で、久しぶりに早起きして富士山を撮って来た。
午後の日差しの中で撮った写真。
ピート・ベストがビートルズをクビになったホントの理由は分からない。
ジョンもポールもジョージも口を閉ざしているからだ。
だからいろんな説が出回っている。
クビになった後、ピートは Lee Curtis & The Allstars に加わったが、このバンドはヒットを飛ばすことが出来ず、翌63年には一旦解散する。そのとき、ピートと他のメンバーは Pete Best Four を結成して1枚だけシングルを残したあと Pete Best Combo となるが、65年の The Way I Feel About You が後年、Freakbeat として評価の対象になった。