前回、Monsters というスイスのバンドを採りあげたが、説明はしなかった。
というのも、大好きだったので、昔のブログで何度も取り上げたからだ。
当時はサイコビリーバンドを名乗っていたが、このジャンルがほぼ消滅したので、名前も聴かなくなった。
サイコビリーバンドを名乗っていたからといって、このジャンル独特の血みどろどろどろとは縁がない。
その点ではクランプスに近い。
音楽的にみると、ロカビリーの要素も少ないので、ボク自身はサイコビリーバンドとして聴いていたわけではない。
67年生まれの Reverend Beat Man が86年に結成したバンドで、彼はバンドとは別にワンマンバンド(ひとりで複数の楽器を操りながら歌うソロ活動)も演っていたが、こちらもどうなったか知らない。
バンドはクローンドラムを「売り」にしていて、向かい合わせになった2人ドラマーが呼吸を合わせて叩いていた。
並んで叩くツインドラムと違い、クローンドラムはとても難易度が高いのだ、と当時のブロ友さんから教わった。
来日して小さなハコで演ったような記憶があったので調べたら、やはり2010年に来日していた。
投稿日は2年前になっているが、最初に投稿されたのは2012年だったと思う。
何かの理由で一度消されたのだろう。
彼らのプロモートヴィデオで、Blow Um Mau Mau 。
このタトゥーだらけの女性が、サイコビリーらしいといえば言える程度の、むしろパンクだ。
投稿者の Voodoo Rhythm Records は彼が興したレコード会社。