あっ、駄洒落がない~・・・The Hangmen | 洋楽と脳の不思議ワールド

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マイナーな60年代ビートミュージック。駄洒落小話。写真と読書感想がメインのブログです。

 

 

木が3本あると「森」になる。

木が2本しかないと「林」だ。

 

気が付いたら木があった。

気が合うってことは好きになることだ。

ブロ友さんの写真が気に入ったのでお借りした。

 

気が向けば木に向かえばいい。

手を触れれば聞こてくる。

森然(しん)とした声。

古道の森。

 

時間の流れが止まる。

感情があふれて森を満たす。

量子の海が森をひたしている。

 

古代の少女が野イチゴを頬張っている。

真っ赤に濡れた唇が美しい。

チェシャー猫が今日は、と声をかける。

何か用?

と、少女が振り返る。

 

風がそよと吹いて少女の姿がかき消える。

砕け散った古い時間が灰のように降り積もり

森だけが森然(しん)とたたずんでいる。