日本SFの先駆者と言われる海野十三も昭和45(1970)年までは手に入れづらい作家のひとりだったようだ。
「火星兵団」は昭和14年から15年まで小学生向けの新聞に連載され、単行本は前・後編の2冊で昭和16年に出版されている。
挿絵も昔の復刻というので掲げておく。
書評:
地球人A:火星人だ~! 火星人が襲ってくるぞ~! 戦うんだ~!
地球人B:がってん承知の助。加勢するぞ~!
地球人C:そうだ~!!!
地球人D:化成ソーダをお届けに上がりました。
評論家:手に汗を握る書評ですね~感動した~!
では、実際に火星人が襲来したときの様子をご覧ください。
圧倒的な科学力の差に、如何ともし難かったが、カントリー歌手 Slim Whitman が歌う Indian Love Call の周波数が火星人を滅ぼすというオチになっている。
この事実から「インディアン、嘘つかない~」という言葉が生まれた。